らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

429.西田佐知子 「涙のかわくまで」

2007-01-08 | 11.Music
【SINGLE 「涙のかわくまで c/w 嘘は罪よ」】

 幼少の頃、実家で最初に見たレコードがこのシングルだったように
記憶しています。シングル1枚が330円の時代です。「涙のかわく
まで」。歌っているのは「♪菊正~宗~」のCMで有名だった(って
知らんか)西田佐知子さんです。この曲をリリースする前にウーゴー
ブランコの「コーヒー・ルンバ」をカヴァーしていました。

 カヴァーといえば、当時大流行でした。記憶にあるのは以下の通り。
(括弧内はオリジナル・アーティスト)
 
 飯田 久彦 「ルイジアナ・ママ」 (ジーン・ピットニー)
 坂本 九  「ステキなタイミング」(ジミー・ジョーンズ)
 中尾 ミエ 「かわいいベイビー」 (コニー・フランシス)
 弘田三枝子 「ヴァケーション」  (コニー・フランシス)

 余談ですが、後の『オール・ナイト・ニッポン』二部のパーソナリ
ティだった谷山浩子さんが、何かのコーナーでこの曲を採用していま
したね。なぜだったんだろう・・・。

「涙のかわくまで」(裏)
拡大してみる

 レコードの裏ジャケを見てみましょう。どれどれ。お。譜面が印刷
されているではあ~りませんか(【画像中の①】)。それもコード・
ネーム付きで。これなんです。衝撃的な出会いは。譜面上にある「♭」
とか「#」とか「Gm」などの記号に興味を持ってしまったんですね。
耳ではGS、目では西田佐知子さんのシングル・レコードがわたしの
その後の人生を決定付けました。音楽に興味を持った瞬間です。

 裏ジャケをさらによく見てみましょう。タイトルの上で「流行歌」
(【画像中の②】)とありますね。「流行歌」という言葉は現代では
もう死語でしょうか。そして、演奏時間の短さ。なんと「二分三八秒」
(【画像中の③】)でっせ。おくさま。「ゾォ~シルシショオォォ~」
でおなじみの玉置宏さんら当時の司会者が、「歌は三分間のドラマ」
なんて語りを入れていたのもうなづけるというものです。
 
 流行歌よ、永遠なれ♪

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2 Comments

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玉置宏さんといえば… (まきりん)
2007-01-11 06:38:56
「お口の恋人 ロッテ提供 ロッテ歌のアルバム」
っていうのがありましたね~

玉置宏さんがイントロにのせて言う言葉がまたイイ。
昭和ですね…
返信する
司会者 (らば~そうる)
2007-01-12 01:38:50
to:まきりんさん

昭和は遠くなりにけり・・・

玉置さんは当時、若手歌手(美樹克彦、西郷輝彦など)
を「クン」付けで呼んでいましたね。

司会者って「かっこいいな」と幼な心に思いました。
返信する

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