2254．HONEY DON’T （Repeat）

　‘Honey Don't ’。ビートルズのアルバム“BEATLES FOR SALE”に
収録されたロカビリー・ナンバーです。

　‘Matchbox”と同じように、カール・パーキンスの手によるもので
リリースされたナンバーでは、リンゴがヴォーカルをとっています。
メジャーとなる前の時代ではピートがヴォーカルを担当してましたが
ジョンが引き継ぎ、レコーディングではリンゴが担当することになり
ました。

　リリースされたステレオ・ヴァージョンでは、Ｒチャネルから２本
のギターが聞こえてきますが、ジョージのテネシアン特有の硬い音と
ともに、ジョンのJ-160Eが印象的です。ゆったりと腕を振りながら、
ローコードを弾いているため、「シャーン」というJ-160Eならではの
開放弦の響きが実に美しいと思います。


　今回ご紹介する音源は、1963年に“BBC ”で収録されたものです。
上述したように、ジョンがヴォーカルをとっているもので、リンゴと
また異なった雰囲気を感じ取ることができるでしょうか。彼の歯切れ
のよいヴォーカルをお聴きください。






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