らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2104.THE CONTINUING STORY OF BUNGALOW BILL

2011-08-10 | 12.THE BEATLES
 コンティニューイング・ストーリ・オブ・バンガ・・・、カタカナ
長すぎ。ということで、ビートルズの『ホワイト・アルバム』に収録
されているこの曲を最初好きになれませんでした。それだけで!?

 そんなことはさておき‘The Continuing Story Of Bungalow Bill ’
ちょうど行におさまりました。ジョンがインドで作ったメッセージ・
ソングです。折しも反戦デモが盛んな時代でした。「虎を撃つ必要が
あったのかい?」というメッセージとのリンク。とても興味深いこと
だと思います。この曲ではヨーコが登場します。バンガロウ・ビルの
母親役として。

 Not when he looked so fierce

 そしてジョンと歌うコーラス

 If looks could kill it would have been us instead of him

 ヨーコが歌うのを決めたのはジョンでしょう。そのときのポールの
気持ちはいかなるものだったのでしょうか。想像を絶しますね。

 以下蛇足です。イントロのスパニッシュ・ギターはジョージ・・・
ではなく、メロトロンの音色です。この曲はメロトロンが大活躍で、
曲中のマンドリンと、エンディングのオーボエの「ような」音色は、
いずれもメロトロンによるものです。余談ですが、1968年当時のヤマ
ハのエレクトーンでも同じ効果や音色が出せました。

 次の‘While My Guitar Gently Weeps’とのつなぎで“Eh up!”と
いうリヴァプールのスラングが聞えてきます。声の主はジョン。彼が
ギターをトチッたときによく使っていました。「こんちくしょう」と
いったところでしょうか。

 ご紹介するのはデモ音源です。ヨーコさんは登場しません。リリー
スされたヴァージョンと異なり、コーラス部分の小節のつなぎが1拍
欠落しています。




 

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2 Comments

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サブヴォーカル (mensurazoirri)
2011-08-13 00:56:02
中学生の頃、「ビートルズの本(立川直樹著)」を買って読みましたが、
巻末の全213曲解説で当該曲のサブヴォーカル欄に

“Yoko”とありました。

おいおいホント??
でもそれが真実でした。
小生がホワイトアルバム入手前の思い出です。
ご指摘の通り、この時のポールはどんな気持ちだったのしょうね?
返信する
Yoko Ono Yes! (らば~そうる)
2011-08-13 21:16:53
to:mensurazoirriさん

テンション・アルバム。
あの第2スタジオにビートルズ以外の人物が入り込んだのはこの時ですね。

さらにビートルズの曲について
「悪くないわ」
と批評。

さらに、さらに曲にヴォーカルとして登場。

ヨーコの歌ったパートがそれまでポールの担当だったとしたら・・・。

ジョン「(ポールに代わって)キミが歌って」
とポールの前でヨーコに・・・。

あなおそろしや。
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