【写真:朝倉温泉(北海道・歌登町) 2003年10月14日15時15分撮影】
豊富温泉から道道785号線を南下、上問寒,知駒,中頓別へ向か
う。道道120号線に入り、兵安を経由し、歌登へ入った。「朝倉温
泉」は、辺毛内にある「うたのぼり・健康回復村」のグリーンパーク
ホテルの奥にある。ホテルの駐車場と隣接しており、その右側に土台
が赤茶色で壁面が白色の建物と、三角屋根の渋いあずき色の建物が見
える。これが朝倉温泉である。10年ほど前に訪れた時は、右側の建
物のみで、浴槽もそちらにあったと記憶している。新たにできたあず
き色の建物の中に浴室があった。
到着すると、窓から「おやじさん」が胡散臭そうにこちらの様子を
伺っていた。と同時に私の車の右隣に軽のRVが停まり、中からショ
ート・カットの娘さんが・・・この方かな、朝倉温泉の娘さんとは。
私が温泉を出る頃、夕飯の支度を玄関から見える台所で、中年のご婦
人の方とされていた。「おやじさん」は帰りも窓からこちらを覗いて
いた。星明子のように。
玄関で先ほどの娘さんにお金を払い、新しい建物の奥にある浴室へ
案内された。玄関左奥に「ボーイング」を確認した。このボーイング
う~む、「深い」。その日は14時30分をまわっていたのだが、利
用者は私が最初らしく、ボイラー室の電源等を娘さんがあわただしく
点灯していた。
え”なぜに「ジャグジー」!?
以前入った浴槽は、こじんまりとしていたのだが、新しいのは、な
んとジャグジー付き。なぜにジャグジー!?
隅には小さなサウナもありましたが、これは不要だろう。浴槽の脇
に源泉の蛇口と飲泉用のコップが用意されていた。源泉は無色透明で
鉄さび炭酸味。そのままではあまり旨いもんではないのだが、何かと
割って飲むと、案外いけるかも。いわゆる鉱泉の沸かしであるが、沸
かすとキャラメルを溶かしたような色に変わっていく。源泉沸かしの
浴槽とは別に、真水の入った浴槽も用意されている。
浴室の天井は高く、窓も大きく開放感はバッチリであるが、以前の
鄙びた感じは薄れてしまった気がし少し残念である。しかし、お湯の
質はあい変わらず良好だとあらためて感じた次第である。
「娘さんに○。オヤジさんは△。」
【歌登町】朝倉温泉
■泉質 :不明(炭酸鉄泉か。重炭酸第一鉄系。)
■泉温 :不明(冷鉱泉)
■湧出量 :不明(蛇口から源泉が出る)
■pH :不明
■湯の特徴:・鉄サビの味。舌に炭酸を感じる。
・源泉は無色透明。沸かしてキャラメル色
■料金 :¥300
一度、噂に聞くコインで動くジャンボジェットに乗ってみたいもんだ。みのもんた。
to:くまみちゃん
今、東海道新幹線からだよん。
小田原あたり。
ジャグジーoffと源泉ままをギボンヌ。
私は、頼んでジャグジー止めてもらいましたぞ。
思えばあの事件があったこそ、いろんな出会いがあったわけで。
あのときは、まだ「新館」はできていなかったと思います。娘さん夫婦もおらず、おじいちゃんとおばあちゃんだけでの経営でした。宿泊費も2食付4000円くらいだったような。
そのあと、ジャグジーになってから日帰り入浴一度行きましたが、かなりこざっぱりとした宿になってましたね。
初代ボーイング747の遊戯具は健在でした。
しかしジャグジーはいかんです。それどころか、冷たいままの源泉シュワシュワ浴槽でも作ってくれたほうが、よっぽど嬉しいんですが。
道北地域は今ひとつ温泉に目新しい話題がないので、ここは一つ「徳志別温泉」の復活でも望みたいところ!!
お~、見知らぬお二人が「ジャグジー」という共通の話題になるとは!
これは偶然だ。打合せなどない。
何か共通点があるはずだ。何だろう?