【SINGLE 「フランシーヌの場合 c/w 帰らないパパ」】
1969年 3月30日、Francine Lecomteさんがアメリカのベトナム介入
とビアフラの飢餓問題に抗議して、パリで焼身自殺しました。
当時、新谷のり子さんがこの事件をモチーフとした歌を歌いました。
タイトルは「フランシーヌの場合」です。幼なかった私は、「フラン
シーヌの場合」という歌を耳にして知っていましたが、その歌われて
いる詩の意味、背景などは知りませんでした。Francine Lecomteさん
のことを知ったのはずっと後年のことです。
1969年 3月30日の日曜日の朝、女学生だったフランシーヌ嬢はベト
ナム戦争とビアフラの飢餓問題に抗議してパリで焼身自殺しました。
フランシーヌの場合は あまりにもお馬鹿さん
Cメジャーでありながらも、なんとなく哀愁を帯びた雰囲気の中、
このフレーズで歌はスタートします。「お馬鹿さん」とう言い回しは
深さを感じます。彼女は精神的に病んでいたとのことですが、ともか
くもこのような手段をとりました。それがどうだったのかは誰も評価
することはできません。
Francine ne nous reviens plus
Pauvre carriere l' enfant perdu
Francine s'est abandonnee
A la couleur de fraternite
Au petit matin du 30 mars
C'eat dimanche
Une vie s'enflamme pour son eternite
A Paris Francine
あれから40年近くの時間が経過しました・・・。
「ホントの事を言ったら、お利口になれない」。「ホントの事」を
言わないお利口さんが増え、「ホントの事」がわからないお馬鹿さん
が増えているのでしょうか。
相変わらず世界のどこかで「戦争・紛争」が起き、同じことが繰り
返されています。
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僕はあの頃、フォークシンガーになりたくて
この曲よく弾き、歌いました。
1969年あたりの新宿駅西口広場は
ものすごい熱気でしたね。