私は今、飼い主のいないネコを減らす為に活動しているボランティア団体に入ってます。
出来る範囲でお手伝いをさせてもらっています。
今回飼い主のいないネコ達の譲渡会を開きたいと思い、市の施設を貸してもらえるよう
市役所にお願いに行ったのですが「ねこアレルギーの苦情がきたら困る」という理由で拒否!
上の人達が何度行っても「前向きに検討します」「考えておきます」
「他の地区の様子を調べてからお返事します」・・・と同じセリフの繰り返し。
私も2度一緒に行かせてもらったのですが、役所の人の話しを聞いていて
ああ~典型的なマニュアル通りの受け答えだなぁ~と落胆しました。
部屋には空気清浄機を置き、ネコはゲージに入れ、シートも敷き
終わったあとは、掃除雑巾がけ消毒もします・・・と言っても受け入れてもらえません。
私達の団体はその市から「市民活動推進事業・補助金制度の助成団体」として
活動報告、資料提出、面接を得て、認めていただいています。
にも関わらず、「市の施設は貸さない」・・・とは意に反すると思ってしまいます。
それって「紙に書いた餅」ですよね。
数回交渉に行っても全くダメで、その間にも子猫はどんどん大きくなってしまうので
途方に暮れていたところ・・・地元の中日新聞店の店長さんのご好意で
新聞店の店舗を、譲渡会の会場に貸してくださることになり、その上、チラシの印刷も
チラシの配布も、一切無料でして下さるとの事・・・・本当に嬉しかったです!
チラシも、新聞を開いたらすぐ目に触れるように、一番上にしてくださったんですよ。
↓
その記念すべき第一回の譲渡会が、10月14日に開かれました。
その時の様子を紹介します。
当日は広告のお陰か大盛況でしたが・・・
みなさんネコ好きな人ばかりなのはよ~く分かるんですが
まるで「無料ネコカフェ」状態で、1時間以上ず~っと抱っこしてそれだけで退場・・・苦笑。
結局貰われた子は1匹だけ。なかなか難しいものですねぇ。
でもまだ会が出来て日も浅く・・・こういう活動している私を
知ってもらえるきっかけにはなったと思うし
会長さんが「10人いたら、1人はネコ好き、1人はネコ嫌い、残りの8人は無関心。
その無関心層をいかに私達が訴えかけて、こちらに向かせられるか、向いてもらうか
そのためにもこれから頑張っていきましょう」と言われました。
市の施設を貸してもらう為にも実績が必要なので
この譲渡会はその貴重な第一歩だと思っています。
この譲渡会の後、ノラちゃんの避妊手術代集めに、会のみんなで不用品を持ち寄り
10月20日にフリーマーケットに出ました。その時の様子です。
朝の9時から午後3時まで・・・売り上げは15000円!
これで2匹を手術してあげることができます。
「もっと安くしてよ~」と値切ってくるおばさんに
「私達の収益になるのではなく、ねこへの募金だと思って下さい」と言うと
「じゃあこのままの値段でいいわ」と言ってくれる人や、余分にお金を下さる人
寄付をして下さる人もいて、人の温かさにも触れたフリマでした。
私は今まで1人で、自分の家のまわりの子にフードをあげ、手術をしていた
だけでしたが,地元の新聞の掲示板を通して、この会長さんと知り合い
この会に入らなければ絶対知り合う事の出来なかった人達とも出会えました。
そこのメンバーは、私など足元にも及ばないほどネコに対する愛情の深い人ばかりで
いろんな意味でとても勉強になります。
これからも少しでも不幸なネコを減らすために
微力ながらお手伝いできたら・・・と思っています。
☆「ねこネットあま」の口座ができました。
もし不幸なネコのために援助がお願いできたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
郵便局 記号12190 番号19750421
口座名義「ねこネットあま」
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最後に悲しい報告を・・・
私のブログ友達のみくさんちのコトちゃんが10月22日に天国に召されました。
みくさんが1年前に川沿いで保護した子です。
あちこちに病気を持っていて、みくさんは食事や水にも気を使い、病院にも頻繁に通い
とても献身的に面倒をみていました。私もブログを通じて、野良ネコのコトちゃんを
家に連れてきた最初の頃から、元気だった姿、ご飯を食べなくなった様子
水が飲めなくなった姿、そのうち少しずつ具合が悪く、なりだんだん弱っていく様を
写真を通してず~っと見ていたので「息を引き取った」とブログで知った時は
まるで自分ちのネコが死んだ時のような気持ちになり、涙が止まりませんでした。
それと、コトちゃんが亡くなった時間とほぼ同時刻に
「ねこのこと6」で書いたミニの母ネコ(B子)が、うちの前で車に轢かれて死にました。
ちょうど私が出掛けていて、家に戻る時、道路脇に横たわっているネコが見えました。
嫌な予感がし・・・ミホの時の事が頭によみがえりました。
急いで車を止め、駆け寄ると、耳カットをした見覚えのある子でした。
頭から血を流し・・・多分即死だったんでしょう。
もうすでに硬くなっていましたが、しばらくの間抱っこしました。
亡骸になってしまったけど、せめて1度だけでも抱っこしあげたかったから。。。
きっとこの子は生まれてから一度も抱っこされた事がないと思ったから。。。
家に戻り、箱に入れ、タオルを敷いて、そこに寝かせ、お花と線香を供えました。
ちょうど手術をして、リリースしてから1年でした。
のらネコに寿命は平均5,6年だそうです。
短いですね。。。。
コトちゃん、ミニのお母さん、一緒に天国に行ったんだね。
天国では病気もないし、寒くもないし、ご飯もたくさん食べられるよ。
みほ・・・先輩なんだから、コトちゃんとミニのお母さんの事、よろしくね。
もし生まれ変わることがあるなら・・・今度は飼い猫として生まれておいでね。
その時は、いっぱい可愛がってもらうんだよ。
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