蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

クマ被害9人 過去最多 岩手4-5月

2023-06-07 15:19:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
2023年6月7日 23/26

先日は秋田の出没の記事があった。
ご紹介しながら、思うところあって危惧していたのだが案の定と言うべきか、今年は当たり年(悪い意味でだが)だろう。
理由があって危惧するわけだ。
当たって欲しくないものほど、危惧したとおりになってしまう。

例えばブナだ。
ブナの実が豊作だと翌年は小熊が増える。
しかし、ブナは豊作が続かない。
予報さえ出来ない自然の豊作不作だが、ブナは特に難しい。
林野庁東北森林管理局で毎年ブナ予想が発表される。
そろそろ本年の予想が出る時期だが、予想はあくまでも予想にすぎない。
ちなみに、昨年の発表は次の通り。

https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/sidou/attach/pdf/buna-30.pdf

昨年は並作となっていても、豊作とほとんど相違なく、実に東北全体が良い年だった。
今年も現段階は良い状況に見えるが、暑い夏になるだろうか?
ブナは不思議に豊作が続くことは稀である。
もっとも、3年くらいも豊作が続いて、クマが増えたら、爆発的にクマ被害も増えて、大変な事態になってしまうだろうから、現状が丁度良いと思っている。

我が家の近所にはクマの生息域がある。
その生息域を、昨年からソーラーパネルを張り巡らせるような開発が行われているようだ。
どうなっているだろう?
クマが追われていると思うと、被害が増えるか減るのか予測不能である。
しかし間違いなく山の木々が保水していた部分は失われる。
不測の事態に陥るとは、実は不測でも何でもありはしない、予測の範囲なのに乱開発して、地すべりなどの被害を産む。
ようやく危機的なレッドゾーンから抜け出したばかりのクマの頭数は減少するだろうし、同時にクマ被害は逆説的に思われるかもしれないが、増加すると思う。

自然との共生は二十一世紀の大きなテーマである。
緩やかな自然開発は必要不可欠に思っているが、このような乱開発は神をも畏れぬ罰当たりな行為にしか思えない。
日本は、人と自然が共存してきた稀有な国家だと思っているが、かつてこれほど大規模の開発が行われたことは無かった。
結果はすぐに現れるだろう。
破壊された大地が人間に襲いかかると思う。
クマ被害などはどれほどでもありはしない。
まだまだ大きな被害をもたらすに違いない。
昨年と今年はその序章に思うのだが、そもそも日本人の感覚では起こらない開発だろうと思う。
ぶっ壊したのは、日本のトップに居ると自負している岸田総理を始めとする面々である。
経団連なども同様だろう。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sakuranbo-doghotel)
2023-06-07 15:24:20
まさしく!pf社日本担当営業部長兼総理大臣ですから!
返信する
Unknown (蝦夷犬(エゾイヌ))
2023-06-07 15:55:04
勝手気ままに書いているブログにおいで頂きありがとうございます。

安倍晋三元総理が8年7ヶ月で海外に提供した金額が60兆円。
岸田総理がおよそ300兆円を海外にバラ撒いて、通常のバックマージンが中国並みなら30パーセント。
安倍さんはほとんど断ったともTwitterなどで指摘されていますが、岸田総理はどうなんでしょう?
岸田、茂木、河野太郎、林芳正などなど、
返信する

コメントを投稿