蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

プベルル酸 経路不明

2024-03-31 17:06:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年3月31日 25/26

小林製薬の紅麹を使用したサプリメントにより、健康被害があったのではないかと、様々な方面から検証されている。
このような化学製品の既知のものについて知る場合は、「メルク・インデックス」と言う書物に最初に当たって、どのような性質のものかを確認する作業が必要となる。
詳しいことを書き出すと、大部分の方々にとって不要な文になるだろうし、専門家の方々には直接の読み出しが必要だろう。
従って、要約さえ必要では無かろうと考えるが、作業の順番として、最初の手順を示して、所見を述べるところからスタートする必要性までは、論を進めるのに化学を用いるために、外せない。
そして、紅麹を先ず考えてみれば、怪しい点は皆無である。
製造元の小林製薬の製造ロットを再検査を含む確認で、大阪工場で作られた33ロット中で4ロットに、問題の何らかの混入が疑われることがわかった。
また、本来は有り得ない青カビ由来を考えられる、プベルル酸と言う物質が、おそらく見つかり特定されたのだろう。

青カビは、これまでもペニシリンなどの抗生物質の元となったもので、いい加減な説明をするなら、未だに全てを分析特定がされているとも言い難い。
正確な言い方に直すなら、ほとんどについては成分などを特定されているものの、依然として作用などが不明の成分を有するのである。
その例のひとつに、今回特定されたプベルル酸がある。
マラリアに効き目のある抗生物質とは言えるが、その他のことは不明のものと言える。
これは、紅麹とプベルル酸の組み合わせでの作用があるのか、プベルル酸単体で作用が起きるのか、あるいは他の物質との複合により起きたのか、は今後の検証に依らなければ言及できない。
今回のような事故を契機に、プベルル酸についてはより深い研究対象になると言える。






この場合に、化学式の近い物質などの性質と比較して、徐々に絞って行くのと、固定の物質としての安定性、また分離交雑について可能性を詰めて行くなど、多様な検証が必要となる。
例えば、煮沸した場合の変化などは時間ごとに、それぞれを検証する必要がある。
煮沸によって、生成物があるのかなどを調べ尽くすのである。
よって、どうしても時間は必要だろう。
今回については、プベルル酸に事故の原因がありそうだと特定するところまでは出来たと言えると思う。

長々と、理屈を書いたのは、政府は中国由来とされる新型コロナについて、ろくに検証もされていない、しかも製造やその他の様々なことが不明な、コロナワクチンを国民に大量に打たせて、疑われる死亡者が大量に発生しているにも関わらず、日本国内の製薬会社を始めとする多くの企業に、コロナワクチンについての安全性などのほとんどを説明することなく、検証もさせずに、国民へ義務付けした。
論理的な説明は、未だに不十分と言える。
更には、殺人ロットと呼ばれる製造番号のワクチンまで出てくる。

横揺れでロッキング脱線か

2024-03-29 09:52:00 | 日記





河北新報電子版 朝刊
令和6年3月29日 26/28

2022年3月16日23時36分に、福島県宮城県で震度6強の地震が発生した。
この地震により、東北新幹線福島↔白石蔵王駅間に於いて、東京発仙台行き、やまびこ223号が17両中16両が脱線。
68車軸中60軸が脱線したことによって、脱線予防の「逸脱防止ガイド」は適切に機能したものの、なおさらに脱線予防措置を進めることをJR東日本は報告した。






16日当日の状況は、最大震度5弱の一回目の地震により非常ブレーキが作動して停車、二回目の最大震度6強により、「ローリング」が起きて車輪が左右に浮き上がりレールを逸脱したと見られる。
一般的な理解として、緩衝装置にはバンパーとサスペンションがあるが、さらにダンパーにより、揺れを吸収して、安全性を向上させることが考えられるとしている。

あの3月16日の地震は、東日本大震災時の震度7を経験している身としても、非常に大きい地震だった。
町の家(両親の住んでいた山の家もあるので、当日は私は山の家に居た)は築100年を超えるボロ屋なので、そちらに住んでいる女房が下敷きにでもなったのではと、慌てて連絡したが、どうにか持ちこたえて、折り返し直ぐに無事との返事があり安堵した。
他地域に子供たちは住んでいるので、それぞれと連絡していたようで、私だけ入っていない家族間のLINEによる連絡網はあるのだが、女房がハブになって、代表で報告してもらうシステムである。
そのような地震などでは、電話で声による通話を優先しているようだ。
山の家のほうは、名取市の瓦屋が適当な仕事をして、修理依頼をしてみてもナシの礫で、連絡がついても無作法なことはこの上も無い。
お陰で、今なお屋根瓦はズレてしまっているようで、大雨などでは、どこか家の中で洪水が起きているようだ。
直そうと女房に相談しても、我関せずと、修理することを了承して貰えない。
私が元気だった頃であれば、指図してどうにか修理するのだが、背骨が圧迫骨折しているので、転げ落ちたら、良くて車椅子、最悪の場合は死亡よりも寝たきりのほうが怖い。

世界一安全な乗り物と言うのは飛行機と言う。
しかしながら、日本の新幹線システムの安全性は飛行機を越えて、他に類を見ない。
そして、今回のような自然災害による事故であろうと、さらなる安全性を求めて改善を図る関係者各位に心から感謝を申し上げたい。

日本の新幹線の技術をかっぱらって、様々な最先端技術の粋を集めたと称する中国の高速鉄道(新幹線)もあるが、似て非なるものと言わざるを得ないようだ。
2011年、中国浙江省温州市での中国高速鉄道の事故では、36名の死亡と190名以上の負傷者らしい。
日本の新幹線で使用されている「絶対に緩まないネジ」は日本の誇るべき町工場のハードロック工業で作られている。
中国を始め、多くの国々で同様の物を作るよう努力を重ねている。
いずれはどのような製品でも、同様の物は作られるだろう。
進歩とはそうであるべきとも思う。
だが、それ以上を日本は目指している。
中国や韓国のように、他国の技術は盗むもの、と言う文化は日本には無い。
そう信じているが、近年の若い日本人の一部には、また異なる考えの方々が育って来ているようでもある。
いつまでも日本人の誠実な勤勉性が失われて欲しくはない。
この思いは難しいだろうか?

違法賭博か 水原通訳解雇

2024-03-22 07:50:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年3月22日 1・22・25/26

昨日、3月21日にドジャースから、大谷翔平選手の通訳である水原一平氏が違法賭博に関与し、大谷翔平選手の口座から送金を行ない、ドジャース球団から解雇されたと報道があった。
大谷翔平選手の代わりの通訳には、かつて前田健太投手がドジャースに在籍した三年間、通訳を務めたウィル・アイアトン氏が務めると発表された。
アイアトン氏は現在はデータ分析を担当しており、山本由伸投手などとも交流している。
15歳まで日本にいた日本生まれの、過去にはWBCにも出場したことのある選手だった。

現在は捜査中とされているが、総額は6億7800万円と推定されている。
2021年から始まっていると見られており、当初は違法賭博と認識していなかったようだ。
アメリカで40州では合法とされているが、関わっていた ブックメーカーの違法賭博捜査中に大谷翔平選手の名前が浮かび、大谷翔平選手の広く知られている性格や行動から、大谷選手そのものの関与はなかったと判断されて、水原一平通訳が特定された。
なお、水原通訳の説明も2転3転していて、今後の展開次第で大谷選手にも何らかの影響が出ることは避けられない見通しとなっている。
野球以外のスポーツの違法賭博との報道なので、直接的な八百長などとは違い、ある程度の落ち着きも見られているようだ。


※ようやく春めいてきて、腰痛の原因となっている脊椎の潰れた部分の痛みが少しずつ和らいで来ております。
元より圧迫骨折が治るわけもないのですが、日中の気温の高い時は、時間を惜しんで遊び步っておりますが、時々急に気温が下がる時は、歩行困難で、トイレに行くにも痛みで立ち上がることもできず、日々の変化に戸惑うこともしばしばです。
若い時期に、ある程度の筋肉を鍛えた時期はあったのでしたが、もっとキチンと鍛えてあったなら、もう少しはマトモに歩けるものと、残念でなりません。
近況報告でした。

ALS嘱託殺人あす判決 医師側は無罪主張

2024-03-04 10:20:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年3月4日 23/24

検察側はALS末期だが、死期が迫った状態ではないとして、「安楽死が許容されうる最低限の要件を満たしていない」と批判。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者からの依頼を受けて、薬剤を投与した医師が告発されている。
私は、安楽死希望である。
医師に迷惑がかからないなら依頼するだろうと思う。
ただし、今ではない。
身辺整理が終了させられたらではあるが、ほどほどまで生きたと思うので、あとふたつが終われば充分。

うんざりするほどの病気を経験してきた。
そもそも、自分の生命の終了時期は自分に判断させて欲しい。
自殺すれば良いと言うものでもない。
自殺と医師の処方による安楽死は、意味合いがまったく違う。
相談して、適切な状況であるか否かを共有して貰えるという部分は、自らの罪悪感を軽減させて、安らかな死を迎えられる。
自殺することは、精神的に混乱の中で死を迎えるように思う。

さて、ALSの治療は完治を望めない。
どんどん死に向かって行く。
末期であれば、思うように自分の身体を動かすことすら難儀である。
生産性が無い絶望感の中にいる患者の精神状態を、検察はどのように判断できるのだろう?
今回は裁判員裁判であることが、ひとつの救いである。
生きたい、死にたいなどの、普通な感覚を持っている一般人であるなら、患者に寄り添うことは可能だろうと思う。
今回は医師の父親の死にも被告である医師が関わっていると検察側は考えているらしい。
関わろうが関わるまいが、状況が分かるのは被告医師だけ。
しかし、嘱託殺人と安楽死幇助では、大きな相違が見受けられるように思う。
罪状とすれば同一なのだと思うが、この事件に関しては、私は安楽死幇助としか思えない。
この医師は、楽にしてあげたいと言う気持ちが垣間見える。
無罪、不起訴であってほしい。
そして、出来るなら、安楽死法案を議論し、改善が無い状態の患者に関しては、患者の希望に沿う安楽死が可能な国になって貰いたい。


※以下、参考のサイトをご紹介します
「死にたいは生きたいの裏返し」難病・ALSと生きる女性の揺れる思い【現場から、】 | SBS NEWS | 静岡放送 | 静岡県内ニュース・天気 (1ページ)

「死にたいは生きたいの裏返し」難病・ALSと生きる女性の揺れる思い【現場から、】 | SBS NEWS | 静岡放送 | 静岡県内ニュース・天気 (1ページ)

全身の筋肉が徐々に痩せ、力がなくなっていく難病・ALS。静岡県富士宮市に住む女性は、この病気と闘いながら、自らグループホームを立ち上げました。「死にたい」と「生きた...

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