今朝は、お墓参りに行ってきました。
往復の道路の街路樹も墓地も、少し秋色です。
銀杏もカエデもナンキンハゼも今一つ。
色づく前に、葉が落ちてしまわないか心配です。(笑)
◇◇◇◇◇
さて、『ダルタニヤン物語』、やっと10巻まで読みました。
正直言って、あまり面白くない ここまで読んで来たから最後まで読み切らないと?
所詮フィクションだから、17世紀のフランス宮廷は、こんなではなかったかも知れません?
A・デュマ 著作 鈴木力衛 訳 「ダルタニヤン物語 10 鉄仮面」 復刊ドットコム
この巻でのポイントは、
許婚者を王ルイ14世に取られてしまった、ラウル・ヴラジュロンヌ子爵の嘆き。
アトスやダルタニヤンが、王に不実な行動を諫めます。アトスは、王の元を去り、ラウルもアトスについて去って行きます。
マゼランの手紙! フーケの不正の証拠が書かれているらしい。コルベールがこれを手に入れてしまいます。そして金に困っているフーケは検事総長の職を売ってしまいます。フーケを追い落とす準備は着々と出来上がって行くのですね。
不気味なアラミスの行動の目的が、明らかになって行きます。
ルイ14世は双子だった。そして双子の弟フィリップはバスチーユに閉じ込められていました。アラミスはその弟を脱獄させ王に成り代わらせようとする???
なんと、ポルトスはただのデクノボウか?
アラミスはポルトスの力を借りて、ルイ14世を捉えバスティーユに閉じ込めます。
ダルタニヤンは、ルイ14世に命じられフーケを捉えに行くが?
後は、最終巻へ!
アラミスって悪い奴だ! こんな小説を書く、A・デュマって、もっと悪い奴だと思う
この小説が書かれたのは19世紀半ば。
王権が強くて、王権神授説の信じられていた時代ならば、こんな小説書けなかったのでは?
この小説のお気に入り度:★★☆☆☆
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