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宮城谷昌光 著 「風は山河より 第一巻~第三巻」 新潮文庫
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家康の祖父に当たる、松平清康は亨禄2年(1529年)、東三河を平定するが、美濃に兵をおくる途中、守山で敗死してしまう。(天文4年‐1535年)
その後、力を落とした松平主従が、尾張の織田、駿府の今川に挟まれて苦悩する物語が延々と描かれている。
野田菅沼の話は、なんだか添え物のようにも見えるが(笑)
三河の兵は強いが、尾張の兵は弱いとか
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平野でのんびり過ごした者は、山間部で鍛えられた三河の兵にはかなわないということ?
家康が、尾張や駿府で人質生活を送った事は知っていたが、何故そのようになったのかは知らなかった。なに? 駿府に人質として送られるはずだった家康は、強奪されて尾張に送られた?
六巻まで続く長い物語。半分読んだ。後が楽しみ
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