私が知っている人の中で
《還暦越えなんて信じられない人物》
ナンバーワンは、THE ALFEEの高見沢さんなのですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて。
突然ですが皆さまのおばあちゃんはどういう人でしょうか。
私はおばあちゃんとゆーと、ぱっと出てくるイメージは、割烹着着て煮物作ってたり、頭に手ぬぐい巻いて畑仕事してたり、縁側で膝にネコ乗せてお茶を飲んでたりラジバンダリ・・・
とゆー感じなんです。
しかし、今はいくつになってもシャキッとコーンとしてオシャレな方が多いので、おばあちゃんと呼ぶのも失礼かと思ってしまう人が多いですね。
じゃあおばあちゃんて失礼な言葉なのかと考えますとそんなことはなく、そこには暖かさや優しさや可愛さ、悪いことはちゃんと叱ってくれる正しい厳しさもあったりする、素晴らしいイメージが込められていたりもしますので、
おばあちゃん=年寄り
という意味だけでは使ってないんですよね。
私のおばあちゃんは15年位前に90歳で亡くなったのですが、背が高くて(160センチ位あった)出かけるのが好きで、優しくて話も楽しくて、適度な距離感もある人でした。
私が小学生の時の話ですが(30年以上時を戻そう)
夏休み遅い時間に起きて、自分の部屋から出てキッチンに入ると、テーブルでおばあちゃんが1人、タバコを吸っていたのです。
今までそんな姿見たことなかったので、私はドキッとして、見てはいけなかったかなと思ったりして、おはようとだけ言ってそそくさと冷蔵庫へ向かいました。
おばあちゃんの方もなんかいつもと違って、いつもなら何かしら話をしてくるのに、その時は黙ってゆっくりとタバコを吸っていました。
うっすらとしか記憶がありませんが、タバコはマイルドセブンでした。
マイルドセブンがあるなら、マイルドじゃないセブンもあるのか?
と思って調べたら、セブンスターのマイルド版がマイルドセブンなんですね。そして今はマイルドセブンて無いんですね(悲)。
( ;∀;) メビウスッテナマエニナッテタ
コーヒー片手にシワや血管の目立つ手でタバコを持ち、ゆっくりと煙を吐き出す姿を見て、
渋い
(-。-)y-~
と思いました。柿やお茶の味ではなく、生まれて初めて人に対して渋いと思った瞬間ですきっと。
おばあちゃんがタバコを吸っている姿を見たのはそれっきり、後にも先にもないのですが、おばあちゃんもタバコを吸うんだーという驚きの記憶です。
そしてもーひとつ、さらに驚きの事実が2年ほど前に発覚しまして。
父に聞いたのですが、おばあちゃんが夫(私のおじいちゃん)が末期ガンで入院中、ある男性にプロポーズをされていたとゆーのです。
おじいちゃんが亡くなったら、一緒になろうと言われたとか。
で、それを息子である父に相談してきたのですが、父は
「オレは知らねーよ」
みたいなことを言って突っぱね、なんやかんやでその話は流れてしまったよーなのです。
(話くらいちゃんと聞いてあげればいいのに、まったくいい年して子供だなと私は父に言ったのですが、スルーされた)
入院中ガンの痛みや苦しみに耐えかねたおじいちゃんは、結構おばあちゃんにキツイ口調で怒鳴って八つ当たりしていたみたいなので、優しくしてくれる男性に心が動いたのかな。なんて。
おじいちゃんが亡くなったのは私が小学校低学年の頃で、その2年後位に私はおばあちゃんがタバコを吸う姿を目撃したわけですが、今思うとそのプロポーズしてきた男性のことを含め、過去の色んな出来事を思い返したりして、物思いにふけっていたのかもしれません。
子供も育て上げてもうとっくに大人だったんだし、夫の面倒も最期までみたし、父やおじいちゃんのことなんて気にせず結婚しちゃえば良かったのに。
70過ぎてプロポーズしてもらえるなんて、ステキやん。
人に歴史あり。長く生きてきた人にはやはりそれだけ色々な経験があります。
今流行りのものをこちらから教えるだけではなく、昔の不便で大変だった時代の恋話とか聞くのも、貴重で面白いと思いますよ。
さて毎度恒例の、最後に私の本の宣伝をねじ込むコーナーが始まりますよ。
(*ノω・*)テヘ
自身の患った社会不安障害&パニック障害についての経験談、回復に向けての行動や心構えなど、誤解を怖れずに言うとどなたにも面白く読んでいただけて、読んでいただいたからには何かしらお役に立てるように心がけて書きました。
Amazonや楽天など、ネットで購入できますです。
この春にこの本を、
日本自費出版文化賞
に出品したのですが、先月入選のお知らせをいただきました。
何かしら評価していただけて嬉しかったです。
(*´ω`*)
とゆーわけで今回は、
人生100年時代。老いてる場合じゃない。
とゆーお話でした。
引き続き、皆さまの健康をお祈りしております~。
(^人^)