Ruri Maeda * Information

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サントリー美術館「徒然草 美術で楽しむ古典文学」

2014-06-21 | おすすめの展示etc


昨日は、サントリー美術館「徒然草 美術で楽しむ古典文学」へ。
古文は大のニガテ科目だったのと、この展示自体どうなのかなぁ、と思っていたのですが、予想を上回る面白さでした。
徒然草の現文と現代文の対比、各段に合わせた絵巻物などがずらり。現代文に訳したものを読んでいると、吉田兼好は、斜に構えていながら結構面白い人なのかな?と。くすっと笑えるオチ付きが痛快。
たとえば、兼好さんによると、友達にするのに良いのは、1ものをくれる人、2医者、3知識のある人、とのこと。ものをくれる人って、、、とツッコミたくなります。
現代語訳に見入ってしまい、うっかり絵を見るのを忘れてしまうことも。やさしく書かれた現代語訳で徒然草をもう一度読みたいなぁ、と思ったのでした。
高校生の頃にこういう展示を見ていたら、古文ニガテ意識も薄れたのかしら、と思ったり。
ビジュアルから入る、というのは、勉強においても色々な面で大切だと改めて感じるのでした。
東京ミッドタウンサントリー美術館にて、7/21迄。


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