開発を手掛けたネーミングのことや、マスキングテープを使った作品づくりに関するお知らせなど
Ruri Maeda * Information
チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
先月、東京のお台場にある日本科学未来館で開催中の
「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」
の内覧会へと行ってきました。
日本科学未来管の内田まほろさんと、チームラボの工藤岳さんによるレクチャーのあと、内覧というものでした。
レクチャーのなかで内田さんは、
1 未来像
2 チームでモノを作る
3 近代以前に日本人がどういう見方をしていたのかデジタルでよみがえらせる
の三点を強調され、地球、宇宙、他者とのつながりをみんなでシェアすること、ということもお話しされました。
工藤さんは、
デジタルで美を拡張する
見ているだけでなく参加することで作品の一部になる、
みんなで人類を前進させたい
日本の文化を未来につなげたい
デジタルで表現する
近代以前の知をデジタルで再構築する
作品はすべて撮影可能で、SNSにアップすることなども、体感できる
といったことをお話しされていました。
★以下、記載している写真は、全て撮影可能とのことで館内で自ら撮影したものです。作品タイトルなどは、チームラボの展覧会紹介ホームページを参考にさせて頂きました。
レクチャーの部屋を出ると、オフィシャルサポーターの「ふなっしー」がロボになって出現!
展示会場入口では「GEO COSMOS」という地球の変動を表したものが見られます。
これはこれで見応えがあり、地球というひとつのものを、色々な側面から見たり考えたりするのに役立ちそうなものでした。
こちらが展示の入口。
まず会場に入ると、「踊る!アート展」世界がいきなり広がります。
Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together, for Eternity – Tokyo / 花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に – Tokyo
床一面に花が。都内にある花をもとに作成されたそう。歩くと花が現れたり、色々と動きが見られます。
花と屍 ?落 十二幅対 / Flower and Corpse Glitch Set of 12
チームラボ, 2012, デジタルワーク, 1min 50sec (9:16 × 12)
次のエリアには横長の壮大な絵が。金箔がはらはらとめくれると絵が次々と現れます。
Nirvana
チームラボ, 2013, アニメーション, 6min 20sec (9:16 x 8)
奥へ進むと、伊藤若冲さんとチームラボのコラボ作品が現れます。
これは一体どうなってこう動物が動くのか?とかなり不思議ですごい作品なのですが、写真と言葉で説明するよりも、作品を実際見ないと伝わらないです、、、
世界はこんなにもやさしく、うつくしい
紫舟+チームラボ, 2011, インタラクティブアニメーションインスタレーション, 書: 紫舟, 音楽: 高橋英明
文字を触ると、、、という作品。これも実際に体験して面白さを感じるもの。
チームラボのワーキングスペースの再現も。
クリエイティブチーム、という感じです。いいですね、こういうオフィス空間。
ここからは、「学ぶ!未来の遊園地」のエリアへ。
子どもからおとなまで楽しめる体験型のものばかり。思わず触ってみたくなります。
つながる!積み木列車 / Connecting! Train Block
チームラボ, 2014
テーブルの上に置かれた列車の積み木を動かすと、前方のスクリーンでは、、、
光のボールでオーケストラ / Light Ball Orchestra
チームラボ, 2013, インタラクティブインスタレーション, 音楽: 高橋英明
外から見ているだけでも色がかわるのが見えて綺麗でした。
小人が住まうテーブル / A Table where Little People Live
チームラボ, 2014
テーブルの上の虫眼鏡で映し出されるものを追いかけていくと、、、
お絵かき水族館 / Sketch Aquarium
チームラボ, 2013
れは夏にテレビ朝日でやっていたイベントにあったものと同じものでしょうか?
魚の塗り絵をスキャンしてもらうと、巨大スクリーンで泳ぎ出します。
スクリーンをタッチすると、、、ここからはお楽しみ。
3Dお絵かきタウン / 3D Sketch Town
チームラボ, 2014
魚のと同じ仕組みで、家やUFOなどの塗り絵をスキャンしてもらい、街に置いてもらいます。
★とにかく、自ら触ったり、塗り絵をしたり、色々と体験できる作品が大集合。静かな空間でじっと作品を眺めるのも好きですが、思わず触れたくなる、直感的なものというのもいいものです。若冲さんの作品をもとにしていたり、身近にある花をモチーフにしたり、子どもが好きな乗り物や動物などを使ったり、と発想の着眼点も色々あり、ひとつのことにとらわれない広がりを感じさせられました。
また、見ている途中、工藤さんが実際に作品解説をしてくださることもあり、コミュニケーションの取り方というのも、学芸員による作品解説とはまた違う、作り手の思いが伝わって来るものでした。
いずれにしても、ここに書き連ねたものよりも実際に行って良さが分かるものなので、ご興味ある方はぜひ足を運んでみてください。
12月23日には、チームラボの猪子寿之さんのトークイベントが開催されたり、12月25日まではクリスマスイベントも企画されているようです。
★展示概要
「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」
2014年11月29日(土)~2015年3月1日(日)
日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2−3−6
毎週火曜休館
但し、2014年12月23日(火・祝)2015年1月6日(火)は開館
年末年始休館:2014年12月28日(日)~2015年1月1日(木)
公式ホームページ http://odoru.team-lab.net
チームラボ 展覧会紹介ページ http://www.team-lab.com/news/miraikan
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