酷暑

世の中は先週の土曜日からお盆休みのためか、市街地の道路は比較的空いています。

今日、8月13日は日本中で八王子が一番暑かったとのことでした。気温37度以上。まさに酷暑です。今日より以前、数日間が比較的涼しかったので今日の暑さは堪えます。

八王子は扇状地に発達した街で、3方向山に囲まれて内陸的な気候のため、夏は暑く冬は寒い土地柄です。平地が広がっている個所は限られているため、田圃は少なく畑が多く見られます。

また、その昔から交通の要所として栄えた街でした。江戸の昔は甲州街道の大きな宿場町。江戸と京都を結ぶのは東海道が有名でしたが、甲州街道も、もう一つの経路として栄えました。明治維新後は特産の生糸や絹織物の交易のため、鎌倉街道を経由して横浜との往来が盛んになり、絹は八王子の一時代を築きました。今でも旧鎌倉街道は「絹の道」として一部分が保存されています。

栄枯盛衰、往時の繁栄ぶりは面影のみをとどめています。八王子はデパートもすべて撤退し、専門店が軒を並べていた甲州街道沿いの商店街にはシャッターを下ろした老舗もたくさんあります。そんな中でも頑張っている店もあります。今時そんな店あるの？と思うような「履物屋」「帽子屋」「瀬戸物屋」「雑貨店」「かばん屋」などなど。郊外型大規模店舗が幅を利かすこの時代にあって、奮闘している小売店。それぞれのお店はトレンディーな雰囲気ではなく、店構えも品ぞろえもレトロなお店が多いんですよ。たとえば「帽子屋さん」。若者向けのキャップやニット帽ではなくて、昔ながらのソフト帽、カンカン帽、羽飾りのついたご婦人用のフェルト帽子、麦わらのデザイン帽子などなど。「瀬戸物屋さん」はロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッドではなくて、ご飯茶碗や湯飲み、土瓶、どんぶりに箸、そんな感じの品ぞろえです。もしかしたら高級陶磁器も置いてあるかもしれませんが。

いつかお時間を作って、ぜひ八王子へお越しください。
あ、八王子の宣伝をするつもりではなかったんですが、人けのない街を見ているとついつい・・・



午前中、早い時間はまあまあ涼しかったので、ワンズを庭に出して遊びました。お隣の庭木が茂って涼しげな木陰を作っています。
希（まれ）と踊（よう）と区別が付きにくいですが、赤い首輪が踊（よう）で青が希（まれ）です。



今日は暑いね～








木陰は涼しいね。







おいらは暑いのは嫌いだよ（る）。








早く冷房のある部屋に入りたいよ。









きれいなお花畑だなぁ。










草の上は気持ちがいいんだよね。










ここは涼しいよ。









みんなもおいでよ。









爺ちゃんもここに来れば？草のベッドはフカフカだよ。


















なに言ってるのかよくわからん・・・、それに俺はあいつが嫌いなんだ。理由はないけど。










これ、去年奮発して植えた「岩垂草」です。ものすごい繁殖力で、非常に早く地面をカバーしてくれる優れもの。苗がちょっと高いので初期費用が割高なのが難点ですが、刈込などの手間もいらず、踏んでもOK.おまけに可愛い花まで咲くんですよ。これは白花タイプです。








な～んだ、聞こえないのか・・・。









じゃあ、しょうがない、一人で遊ぼうかな。










そうそう、孤独もいいもんだよ、君（の）。










腹減ったなぁ・・・（る）









草でも食べるか・・・









お前のような下々の者は草がお似合いだ。俺には花が似合う・・・（ま）






ということで、画像だけでもちょっと涼しげに演出してみました。どうぞ熱中症にはくれぐれもご注意ください。




最近ますます可愛らしくなった踊（よう）をよろしくね！

★踊（よう）を我が家にと思われる方はこちらへ→いぬ親さん募集ページ（成犬メス）







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