ポングリびっくりチンドンポン遊記

●絵描、裁縫、木工、廃材アーティスト、楽器弾き。

岡田マサル。

2008年12月10日 02時04分51秒 | ポングリの日常
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人生の大先輩、三重県のオーガニックレストランの「月の庭」の店主、時には歌舞伎昌三として、様々なミュージシャンと踊り続けた、岡田マサルさんが9日23時23分に深い眠りにつきました。

マサルさんは末期ガンで余命2年と宣告されていましたが、踊り続け、笑い続け、人々に元気を与え続けて4年を生き抜きました。


マサルさんとの出会いは、神戸の長田で行われたソウルフラワーモノノケサミットのライブで踊っていた時です。

その後、石川県白山虹の祭で踊っていました。
後で聞いた話ですが、僕の人生初のライブペインティングを見ていてくれてたみたいです。


沖縄辺野古でも、ウインナーくれたり、ソウルフラワーのDVD「ライブ辺野古」でも共演しました。


危険な状態との話を聞き5日に三重県鈴鹿市の病院に会いに行って、部屋に入った時は小さくなっていたマサルさんを見て正直ビックリしましたが、「よお!久し振り!」とピースをしてくれた。
歌を歌って、ベッドの上で手だけ踊ってた。

想像もつかないくらい身体はしんどいはずなのに、逆に元気をくれるマサルさん。


また会えると信じて、病院を出ましたが、今日のこの報告。

自分の中で覚悟もしてたし、僕が何を感じれるか、受け取れるか、と言うのが、悲しくて泣くより、マサルさんにとっても自分にとっても、大事な事だと思います。

だから「もうすぐ眠りにつきそうです」のメールを見て、全身で祈りながら、笑いながらバスケの練習をしました。

こういう時こそ笑っていかないと。


「また会える」と思ってたので、もう会えないというのはちょっと寂しいけれど、マサルさんが僕にくれたものを大事にして生きて行こう。

友達が死ぬと言う経験が初めてで、しかも着実に死に向かってる姿を見て、今までより「命」の
事を考えました。

しっかり生きて行こう。
マサルさんありがとう!
マサルさん愛してます!

次会えたら共演しましょうね!