■第３台場・兵どもが夢のあと■

　５月５日・こどもの日にちょっと台場公園（第３台場）に遊びに行きました。

第３台場に初めて足を踏み入れてみます。

いつも対岸から見ていて行きたいなと思っていたので、ちょっと嬉しいです♪

第３台場へは陸続きになっていて、すぐ近くの駐車場から歩いて行けます。
いよいよ上陸
第３台場は案内板にある図のように、ほぼ正四角形をしています。


案内板から第３台場を写してみました。

行ってみて初めて知ったのですが、中がこのように窪地になっているんですね。
石垣の上に築かれた四角い堤防の上に、砲台が乗せられたのだそうです。

写真中央にあるぼつぼつは“陣屋跡”です。
第６台場はこの向こうにあり、立ち入りが禁止されているので野鳥の楽園（鳥獣保護区）になっています。


向こう側に行ってみました。

この塔のようなものは“かまど場”だそう。
『江戸時代のものではありません』　と書いてあったけど、じゃあ何時のもの？
そこまで書いて欲しかった…！

写真には写っていませんが、この堤防下の内側には５ヵ所の砲弾庫跡があります。

娘がみつけたタンポポは、今はもう見かけることの稀な在来種だったそうですよ。


対岸にあるお台場のフジテレビ社屋を望みます。

この日は手前のビーチで何かしらのイベントがあったようで、スピーカーからＤＪ如くの乗りで盛り上がる声が聞こえてきました。

いつも思いますが、外から見るとあの“球体”、ビリビリと静電気が来そうで恐い
帯電体の私にとってイヤ～な雰囲気があります。


レインボーブリッジ。

これから先の季節になると霞でモヤってしまい、周りのビル群が綺麗に見えなくなります。

ここは夜景がイイですね

駐車場の脇からブリッジの下段に続く遊歩道に行くことが出来ますが、いつの間にか高所恐怖症になっていた私は足がすくんで進めません
情けない


第３台場から続く陸路を戻ると、フジテレビとは反対側にある晴海埠頭のあたりで、海上保安庁か東京消防庁か分かりませんが、消防艇が分裂航進したり一斉放水したりする様子に偶然遭遇しました。

ズームでレインボーブリッジの下から。

この後しばらくしてからは、緑に着色した水を放水していましたよ。
海は大丈夫なのかなぁ。

品川台場　 徳川幕府が黒船来襲に備え品川沖に築いた砲台跡です。 ペリーの浦賀（現・神奈川県横須賀市久里浜）来航の翌年から着工し、１年３ヶ月の間に６基が完成。しかし1度も実戦に使用される事なく明治を迎えました。 その後たびたび所有権が替わり、さまざまな用途で利用されました。関東大震災では各台場も被害を受け、のちに大正15年・国の史跡名勝天然記念物に指定されたのを受けて、東京市は補修工事を行いました。 第二次大戦中は帝都防衛のため、第３台場には高射砲が設置されました。 その後、東京湾修築計画に伴う東京湾の埋め立て計画のもと、第３・第６以外のものは埋立地に取り込まれたり、交通などの支障になるとして撤去され、昭和３７年（１９６２）頃までには東京湾から姿を消しました。　 第３台場は昭和３年、東京市によって整備され台場公園として開放されました。

砲台跡（レプリカ）の上で。
戦前はこの上にレプリカの大砲も乗っていましたが今はありません。

羽田へ抜ける道路を通って帰ることにしました。
海底トンネルに入っていきます。