龍の言の葉

最近習い始めた短歌に写真を添えたフォト短歌を発表していきます😃

鏑木清方展

2022-04-18 06:06:08 | 日記
桜が散った途端に暑くなったり寒くなったり、
更年期の身体はついていくのに大汗をかいております😅

これは真夏の陽射しの1日のこと、
鏑木清方展に行ってまいりました。



有名な築地明石町に寄せた装いで。

着物はこんな楽しみ方も出来るのがいいですよね😃



明治産まれの美人画の大家、
鏑木清方は、
庶民の暮らしを克明に描いた画家としても有名です。



桜の振り袖で桜を見る少女。

桜の盛りに桜の着物や帯を身につけるのは野暮…という風潮は、
昭和の始めに茶道の裏千家流行らせたという説を耳にしたことがあります。

季節の先取りをよしとする感覚は、
そう言えばお茶の世界のものですよね😉

でも私は、
野暮は承知で、
お花見には桜の着物や帯で行きたい派です🌸



夏の気温だったこの日は、
綿麻の水に見立てた新之助上布に魚柄の帯と帯留めを泳がせてみました。

泡に見立てた羽織紐とかんざしは自作です😉

陽射しは暑かったですが、
美術館の中はクーラーが効いていたので、
築地明石町風に長羽織を着て行ってよかったです。




この日の帯は骨董市で見付けました。

パート代で趣味の着物を揃えている私、
呉服屋さんの展示会では『見るだけ』を貫き、
気に入った物があると、
それと似た物を骨董市で探します。

宝探しのようで楽しいです。