コーヒー・ブレイク

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

ブラボー少年少女オケ!

2013-12-31 | 日記
年の瀬の一日。コンサートでひと休み。
コンサートといっても一風変わった催しだった。
オーケストラは千葉県少年少女オケ。指揮者は井上道義。
曲目は「ピーターと狼」。
この曲はもともと作曲者のプロコフィエフが青少年に音楽に親しんでもらうために台本付きで書いた音楽である。
その台本の部分を指揮者の井上氏が指揮棒を振りつつしゃべるのだから愉快だった。
井上さんは式台になんかじっとしていない。舞台の上を身振り手振りしながらかけ回っている。
井上さんが狼になったりおじいさんになったりして走りまわるその姿が笑いをさそう。
バイオリンの少年がおもちゃのやわらかいかなづちで井上さんの頭をぽかりと殴ったときには爆笑だった。台本にはないハプニングだったらしい。

楽器にはそれぞれ役割が与えられていて弦楽器は少年ピーターを、ファゴットはおじいさん、ホルンは狼を、小鳥はフルートがになっていた。
二十歳以下の若者のオケということだったが演奏は文句なしに見事だった。

フィナーレに井上さんが持参したほんもののアヒルが登場したのには驚いた。
演奏後にアヒルが井上さんとともに整然と歩いて舞台のそでに去っていったのも見事な演出だった。






高校生の教習所通い

2013-12-24 | 日記
学校が冬休みに入った。
来春卒業の高三生のうち、はやばやと進路が決定している生徒らがいま自動車教習所に通いはじめている。
いまでは十八歳になるのを待ちかまえているかのように多くの若者が免許証を手にいれたがる。
早いのではこの夏休みに取ってしまった者もいる。彼は先日早くも親の車を借りて長距離ドライブをしてきたと自慢げに言っていた。
私立の女子大に合格している由香も教習所に通いはじめていて、このまえはじめて車を運転してきたと言っていた。まじめだが気の弱い由香は「めっちゃ緊張した」という。
専門学校に行くことが決まっている真衣は左折するとき縁石に乗り上げてしまったという。「それはハンドルを切るのが早すぎたからだよ」というと気の強い彼女は「だって前の人が早く回っていたから」という。「人のまねをしたらだめだ。お前内輪の差っていうのを知っているか?曲がるとき後輪が前輪より内側を通るから前後輪の軌跡の差が生じるのだ」というと「学科で習ったよ」と答える。
知識として頭に入っていても実際に運転するとなるとあまり役にたたないのだ。
知識より経験がだいじなことは実社会ではよくあることなのである。
結局そのコースはやりなおししなければならず、おまけに学科も落ちてしまったというから最悪だ。「勉強から離れている社会人ならともかく現役の学生が学科に受からなくてどうする」と一喝しておく。「春休みまでに取るからだいじょうぶ」と気にしていない様子。打たれ強い彼女は少々強いことを言っても心配いらない。
これからしばらくは道路にフタバマークの車が増えるんだろうな。気をつけよう。



ハニーと呼ぶのはだれ?

2013-12-23 | 日記
夫婦や恋人同士のあいだでは相手をハニーと呼ぶのが普通のことらしい。英米国での話。わが国ではない。絶対ないともえないだろうけれど。
ある国の王子様が奥様のことをどう呼んでいるのかという話題。
なぜある国というかというと、国名を明かすとプライバシーの侵害で訴えられと困るから。?
どこでどうやって手に入れたのか、ボイス・メールに残された王子様のお言葉が報道紙で暴露されてしまった。
それによると、ハニーのほかにベビーキン?とかベイビーとかとも呼んでいるらしい。
また、自分の弟のことも'赤毛'などと呼んでいるそうある。
たとえ王子様といえども身内なんだからどう呼ぼうとかまわないんじゃないか、とも言える。
けんかしたときはなんて呼ぶのかな?

黒子のバスケ事件

2013-12-18 | 日記
黒子のバスケ脅迫事件で逮捕された派遣社員は動機を聞かれて「成功した漫画家に対する妬み」と答えたらしい。彼も漫画家になりたかったという。

ねたみは誰にでもある。私にもある。
他人が自分より物心両面にわたってすぐれていることに対して生じるもの、それがねたみというものだ。
しかし、世の中に自分よりすぐれている人は山ほどいる。数え切れないくらいいるではないか。
そんなのにいちいち嫉妬して事件を起こしていたのではたまらない。体がいくつあってももたない。と考えて、事件など起こさないですますのが普通の人間である。
しかしなが心理学者でもないイチ凡人の私にも「嫉妬や妬み」というのは非常に興味あるテーマではある。
古来より小説・歌・映画などで数多く取り上げられてきたテーマでもある。
シェークスピア、トルストイ、夏目漱石の作品にもなっている。
「嫉妬」というそのものずばりのタイトルで岩下志摩主演の映画にもなったことがある。

しっとするのは人間だけとは限らない。
動物もする。複数のペットを飼っていて、ある特定のペットだけを可愛がると他のペットはいやがらせをしたり部屋をわざと散らかしたりすることが報告されている。

早い話が嫉妬は命あるものなら誰でも、どんな聖人君子でもするのである。

ところで、東北楽天の田中まー君はメジャーに入れるのかなぁ。うらやましい話である。
やれやれ。きょう私は、いったい何人の人に嫉妬したのであろうか?

北朝鮮は下克上の時代なの

2013-12-13 | 日記
今朝の報道で北朝鮮の張氏が処刑されたという衝撃的なニュースが飛び込んできた。
処刑の理由は政変を企図したためだという。
日本では考えられない事件だ。
仮に、日本国総理大臣が政変を目論む重要人物の政敵を粛清のため処刑したとしたならどうなるか。
いや、これはあくまでも時代が現代ではなく戦国時代と仮定した場合の話であるが。
わが国にもかっては下克上という時代があった。
安土桃山時代などの戦国時代のこと。
戦乱が続いた世の中では下位の者が上位の者を打ち倒して権力を手に入れることは珍しくない。そうやって大名になった者はだからといって悪者とはみなされず、下克上の大名と呼ばれていたのだ。
いったん権力を握ったものはこれを手放したくないのは現代でも同じだが、いまと違うのは権力者を打ち倒して奪い返そうとする者は容赦なく抹殺されたことだ。

「裏切り者」と呼ばれている北朝鮮の張氏。
かの国は十六世紀の戦国時代をいまやっているのだろうか?
一方ではミサイル発射や核実験を嬉々として行ってはばからない、めっちゃ怖い国ではないか?