2泊3日のルートバーン。
距離は短いけれど、とってもよかった!
イメージですが、ぎゅっと小さくしたアルプスを見てきた感じです。
または、可愛らしく多少の丸みをつけたカナダ・ロッキー山脈といったところでしょうか。
グレートウォークは歩きやすいので、険しくもないし、熊などの猛獣もいないし、
いわやる日本人が思う「山」といった感じの山々の風景が楽しめるので、日本の
山岳好きの方にはオススメです。ただ、ガッツリは登りません。
眼下に広がる谷間はHolyford Trackがずーっとタスマン海まで続いています。
そして、渓の向こうには氷河や雪がついた山々が広がっています。
そしてそして、進んでいく道の遥か先を見れば、タスマン海が山と山の合間に
うっすら見えるんです!
本当に可愛らしいアルプスを散策しているようで、思わずスキップしたくなりました
あ、けれどスキップするには、若干道幅は狭いです。または、下に転がっていきます 笑。
二日目の山小屋でのこと。
たまたま同じテーブルを囲んだのは、kiwiのおじさま3人組とドイツ人のカップル。
おじさんが、カップルに「旅行できているの?」と聞けば、
女性の方が「ハネムーンなんです。」と。
新婚旅行でハイキング?!
今まで、日本ではそんな新婚さんに会ったことがなかったので、とても斬新でした。
なんだかステキなカップルが、より爽やかなに見えました。
そしたら、おじさんが「え、そうなの!向こうに座ってるカップルは
今日歩いている途中にプロポーズしたそうだよ!」と。
彼か彼女、どちらがプロポーズしたかは知りませんが、格好良すぎます。
言われた方も断るに断れないじゃないですか 笑。
以前、ニューヨークに行った時、ホームアローンでおなじみのロックフェラーセンターの
クリスマスツリーの下でプロポーズをしているカップルを見ましたが、それにも負けない
ドラマチックなプロポーズです。
グレートウォークの山小屋では、だいたいの小屋で、
毎晩、駐在DOCスタッフによるSafety Talkというものが行なわれます。
話の内容は、明日の天気の話だったり、明日はどんなコースを歩いていくか、
小屋の使い方などが説明され、そのあとは、それぞれのスタッフ次第で話が
続いたり、すぐに終了したりします。
この日はとっても長かった。
ニュージーランドの固有の鳥を外来獣から守る話だったのですが、一緒に座っていたドイツ人カップルが
ごはんをちょうど料理している最中に話が始まったので、ごはんがお預け状態になっている二人 笑。
そっちの方が気になってしかたなかったですよー!
というのは半分冗談で、スタッフの方が言った一言がとっても印象に残っているんです。
「昔のように、今よりも多くの鳥が飛び交う森を、次の世代が見れるようにしたくないですか?」
彼は、ルートバーントラック中に置いている外来獣を捕らえる仕掛けの話を熱心にしてくれていました。
人間の手によって持ち込まれたポッサムなどのせいで固有の鳥が食べられてしまっている。
ポッサム自体は悪くないけれど、人間が作った原因だから、人間が責任を取らなければなりません。
現在はポッサムが来た当初より、少し鳥の数が回復しています。この調子で、将来、昔のように、
たくさんの鳥が飛びまわる光景を見ることができるのです。
自然環境は、結果的には人間が存在する限り回復することは難しい、
とどこかで思っている自分に気がつきました。
今より、ちょっと前より、未来の方が良くなっている。
過去の姿が再び未来に存在する。
地道な努力が確実に可能へとこぎ着けるんだ。
スタッフの自然を愛する熱い気持ちを聞いた気がします。
ルートバーンの写真はこちらをご覧下さい
距離は短いけれど、とってもよかった!
イメージですが、ぎゅっと小さくしたアルプスを見てきた感じです。
または、可愛らしく多少の丸みをつけたカナダ・ロッキー山脈といったところでしょうか。
グレートウォークは歩きやすいので、険しくもないし、熊などの猛獣もいないし、
いわやる日本人が思う「山」といった感じの山々の風景が楽しめるので、日本の
山岳好きの方にはオススメです。ただ、ガッツリは登りません。
眼下に広がる谷間はHolyford Trackがずーっとタスマン海まで続いています。
そして、渓の向こうには氷河や雪がついた山々が広がっています。
そしてそして、進んでいく道の遥か先を見れば、タスマン海が山と山の合間に
うっすら見えるんです!
本当に可愛らしいアルプスを散策しているようで、思わずスキップしたくなりました
あ、けれどスキップするには、若干道幅は狭いです。または、下に転がっていきます 笑。
二日目の山小屋でのこと。
たまたま同じテーブルを囲んだのは、kiwiのおじさま3人組とドイツ人のカップル。
おじさんが、カップルに「旅行できているの?」と聞けば、
女性の方が「ハネムーンなんです。」と。
新婚旅行でハイキング?!
今まで、日本ではそんな新婚さんに会ったことがなかったので、とても斬新でした。
なんだかステキなカップルが、より爽やかなに見えました。
そしたら、おじさんが「え、そうなの!向こうに座ってるカップルは
今日歩いている途中にプロポーズしたそうだよ!」と。
!!!!
彼か彼女、どちらがプロポーズしたかは知りませんが、格好良すぎます。
言われた方も断るに断れないじゃないですか 笑。
以前、ニューヨークに行った時、ホームアローンでおなじみのロックフェラーセンターの
クリスマスツリーの下でプロポーズをしているカップルを見ましたが、それにも負けない
ドラマチックなプロポーズです。
グレートウォークの山小屋では、だいたいの小屋で、
毎晩、駐在DOCスタッフによるSafety Talkというものが行なわれます。
話の内容は、明日の天気の話だったり、明日はどんなコースを歩いていくか、
小屋の使い方などが説明され、そのあとは、それぞれのスタッフ次第で話が
続いたり、すぐに終了したりします。
この日はとっても長かった。
ニュージーランドの固有の鳥を外来獣から守る話だったのですが、一緒に座っていたドイツ人カップルが
ごはんをちょうど料理している最中に話が始まったので、ごはんがお預け状態になっている二人 笑。
そっちの方が気になってしかたなかったですよー!
というのは半分冗談で、スタッフの方が言った一言がとっても印象に残っているんです。
「昔のように、今よりも多くの鳥が飛び交う森を、次の世代が見れるようにしたくないですか?」
彼は、ルートバーントラック中に置いている外来獣を捕らえる仕掛けの話を熱心にしてくれていました。
人間の手によって持ち込まれたポッサムなどのせいで固有の鳥が食べられてしまっている。
ポッサム自体は悪くないけれど、人間が作った原因だから、人間が責任を取らなければなりません。
現在はポッサムが来た当初より、少し鳥の数が回復しています。この調子で、将来、昔のように、
たくさんの鳥が飛びまわる光景を見ることができるのです。
自然環境は、結果的には人間が存在する限り回復することは難しい、
とどこかで思っている自分に気がつきました。
今より、ちょっと前より、未来の方が良くなっている。
過去の姿が再び未来に存在する。
地道な努力が確実に可能へとこぎ着けるんだ。
スタッフの自然を愛する熱い気持ちを聞いた気がします。
ルートバーンの写真はこちらをご覧下さい