バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバルが総本家(?)、バンフで始まりました。
頂いたチケットで早速、一日目夜のショーを観てきました。
観ていて思い出したのは、
そういえば去年、このフェスティバルが日本で開催されるとき、行ってみたいな~と思っていました。
その時は「え、バンフ?カナダのロッキーあたりにあるんだっけ?」といった感じでした。
まさか翌年、そのバンフに、しかも会場から10分くらいのところに住むとは思ってもみませんでした。
そして、
ロッキーの中で生活することで、今まで本やテレビなどに載っている雄大な山々の景色を「(ブラウン管などの)向こうの世界」だと思っていた
世界が、今は
現実として感じられることを実感。
スクリーンに流れるアルプスの光景、ヒマラヤの光景も、
「ああ、きっとロッキーの光景の延長線上みたいなものか」と思えるようになりました。
今までリアルに感じられなかった地球の一部のエリアが、リアルに感じられる範疇に入ってきてくれたこと、それに改めて気づき、感激しました。
自分の身体全身で体感することで、はじめて分かることがあると思います。
はじめてその様子を自分の言葉に変換できるのだと思います。
こんな景色を常に目の当たりにしていれば、地球の環境変化も目に見えて分かるのだと思います。
私は今年の一時期を過ごしているだけなので、自身のカラダを通して以前と比べることができず、長年住む方々の持つ危機感は私には分かりません。
目の前にある氷河が以前と比べてこんなに後退している。
展示物を見るけれど、正直私には「ヤバいじゃん!!!!」と深刻に思うほど感じられません。
それは、やはり繰り返しになりますが、自分の目でその経過を見てきてないので、今の結果だけみてもワガコトには思えないのです。
え~、なんでフェスティバルの話から環境問題の話に脱線したかというと・・・
seeing is believing が大切だということ。
そして、
温暖化などの環境問題って本当は地球人全員、特に先進国の人間が考えないとならない。
けれど正直、都会に住んでいると、氷河が溶けているなんて異次元の話でリアリティーを持てない。
ただ少しでも考えなきゃと思うなら、自然を観にいくことって大事なのかなって思うのです。別に氷河じゃなくて良いんです。裏山だって、田んぼだって。
もちろん旅行で色々な地域や海外に行くのも良いと思います。
別に環境問題なんて・・・とかったるく感じるなら、そんなこと別に考えなくてもいいと思うんです。
ただいつも見ない自然に目を向けてみるだけで。
そうすることで、自分にしか見えない世界、自分にしか感じられない世界があると思うのです。
seeing is believing. 自分だけが語れる真実が。
もし見続けることでおかしな変化を感じたら、環境問題に関心を持ってみる。
その時は今までと違って、本当に自分の近辺で起きている問題だとリアルに感じられるのではないのでしょうか。
長々書きましたが、
言いたいこと!それは・・・「せっかく地球に住んでるのなら、地球を感じに出かけよう!」
以上。