ついに、自分にとって大冒険のはじまり。
早起きは苦手だけれど、山に行く日は、緊張もあってちゃんと目覚めます(笑)。
8時クイーンズタウン発のバスに乗るために、外へ出る。
空はまだ日の出前で、視界に入るすみっこの空が少し明るいだけ。
どうぞ、無事に歩いていけますように。
そう願って、バス乗り場へ急ぐ。
はたして、同じ行程で歩く人は何人いるのだろう。
帰りのバスを予約しようとした際、その日は他に利用者がいないので高くつきますよ。
一日早めることをおすすめします、と言われていた。
天気が悪くなることも分かっていたのも手伝い、予定より一日短い行程にした。
なので、行くときは何人いるんだろ?っと、不安も半分、気になっていた。
ソロで歩くので、同じ行程で歩く人が多ければ多いほどうれしい。
リーツダートに行く人は、オーストラリア人夫婦、kiwiのおばちゃん3人組、私の6人だった。
少し安心。
どこから来たのか、他にどこを歩いたのか、そんな話を楽しみながら、バスはグレノーキーに進んでいく。
バスの運転手さんが、ここは絶好の写真スポットと道中で車を止めてくれた。
外に出てみると・・・・
まさに、息を飲むような美しい景色が目の前に広がっていた。
静寂と、やさしくて柔らかな色合いの風景。
朝から、極上の蜜をいただいたような気分。
もう、これだけで十分至福であります
見える山々の麓のあたりは、ロードオブザリングのロケ地にも利用された場所。
この美しい景色は、これから出会える「中つ国」への期待を高まらせた。
そして、バスへ再び飛び乗り、いざ出発。
運転手さんがエンジンをかける。
プシュンッ。
あら?
もう一度、もう数度・・・何度も頑張る運転手。
しかし、最後の音は、
ぶるるる、ぶるんぶるん、ぶるるん・・・ぷしゅん。
ん?
コメディー映画の一コマですか?
とツッコミたくなるような、まさかの事態。
まあ、しかし、焦っているのは乗客よりも運転手でしょう。
幸いにも、後続にグレーノーキーまでは同じ道をたどっていく、ルートバーン行きのお客を乗せたバスがいた。
な の で、
急遽、私たちは後続のバスに乗ることとなった。
バスに行くと、既にルートバーン行きのお客さんでいっぱい。
数名は最初立って乗っていたが、なにせ、うねうねの山道なので、いつの間にか立っていた人はバスのフロアに体育座り。
インドのバスかいっ!!
というような、まさかのハプニングでした。
そしてそして、私たちをココまで乗せてきてくれた運転手さんと、プシュンと停まってしまったバスは、その場で待機。はやく、迎えがきますように。
グレノーキーへ着くと、私たちリーツダート&グリーンストーン組のための、新しいバスが待っていてくれた。
30分の休憩の後、いざリーツダートへ。
リーツダートまでの道は、牧場を抜け、民家が見えなくなり、そして道もガタガタしだし、今まで通ってきた道とだいぶ違う。
道はどんどん荒くなり、ガタガタが自分の体にも響き渡り、遊園地のアトラクションに乗ってるような気分。
大丈夫だろうか。。。
やっぱりグレートウォークとは違うな。
すごい所に向かってるなあ、自分(汗)。
途中で引き返したくなっても、ここを歩いて人里まで・・・・何時間かかるだろう、とムダな心配ばかりしてしまう。
車と人、発見!
どうやら、リーツの駐車場まで来たよう。
ちなみに、リーツ・ダート・トラック。
リーツが片方の場所の地名で、ダートは山の向こうのもう片方の地名。
どちらからでも好きな方から、スタートすることができます。
が、大抵はリーツから入る人が多いよう。
今朝の思わぬバスハプニングでの時間ロスを思ってなのか、お客さん思いの人なのか、
バスの運転手さんは駐車場を抜けて、「時間短縮できるように、行けるところまで連れてきます」と車を引き続き走らせた。
アトラクション度は、さらに加速。
荒いガタガタ道を進む。
目の前に川が出てきた。
そして、川に入っていくバス。
ウィンウィーンとタイヤが空回るような音。
再び踏ん張ると、前に進むバス。
ガツン
嫌な音が聞こえました。そして、また空回りの音。
がんばれ、もう一踏ん張り!
あれ、
もう二踏ん張り!!
ウィンウィーンと車輪が地面とかみ合っていない音。
バスは確実にはまってしまった。
し か も、
こんな場所に
まさに川の真ん中での立ち往生。
扉を開ければ・・・
ジャーっと勢いよく流れております 笑。
最初はすぐに動くかと思ってバスに待機していた私たちでしたが、
野次馬心で、ひとり二人と外に出だし・・・みんな外へ 笑。
どうやら、バスの後ろにつけていた荷台とバスの接続部が川を渡ろうとした際に地面に突きささり、
身動きがとれなくなってしまったよう。
運転手と男性乗客が一生懸命、掘りおこそうと格闘。
し か し、
バスの真下にも岩がはまっておりますが・・・苦笑。
これは、どう取るのでしょうか。。
しばらくして、どうにもならないと悟った運転手。
「みんな、どうぞもう行ってください!携帯の繋がるところまで歩いていってきますんで。」
大丈夫?大丈夫?
とみんな言いつつ、自分たちもこの日は長い時間を歩かないといけないため、ただでさえ出発時間が押していたため、後ろを気にしつつ出発。
いや~、実に朝からハプニングの多い一日でありま~す!!
あとから振り返れば、こんなの楽しいものでした。
波瀾万丈のトリップの食前酒にしか過ぎませんでした。
早起きは苦手だけれど、山に行く日は、緊張もあってちゃんと目覚めます(笑)。
8時クイーンズタウン発のバスに乗るために、外へ出る。
空はまだ日の出前で、視界に入るすみっこの空が少し明るいだけ。
どうぞ、無事に歩いていけますように。
そう願って、バス乗り場へ急ぐ。
はたして、同じ行程で歩く人は何人いるのだろう。
帰りのバスを予約しようとした際、その日は他に利用者がいないので高くつきますよ。
一日早めることをおすすめします、と言われていた。
天気が悪くなることも分かっていたのも手伝い、予定より一日短い行程にした。
なので、行くときは何人いるんだろ?っと、不安も半分、気になっていた。
ソロで歩くので、同じ行程で歩く人が多ければ多いほどうれしい。
リーツダートに行く人は、オーストラリア人夫婦、kiwiのおばちゃん3人組、私の6人だった。
少し安心。
どこから来たのか、他にどこを歩いたのか、そんな話を楽しみながら、バスはグレノーキーに進んでいく。
バスの運転手さんが、ここは絶好の写真スポットと道中で車を止めてくれた。
外に出てみると・・・・
まさに、息を飲むような美しい景色が目の前に広がっていた。
静寂と、やさしくて柔らかな色合いの風景。
朝から、極上の蜜をいただいたような気分。
もう、これだけで十分至福であります
見える山々の麓のあたりは、ロードオブザリングのロケ地にも利用された場所。
この美しい景色は、これから出会える「中つ国」への期待を高まらせた。
そして、バスへ再び飛び乗り、いざ出発。
運転手さんがエンジンをかける。
プシュンッ。
あら?
もう一度、もう数度・・・何度も頑張る運転手。
しかし、最後の音は、
ぶるるる、ぶるんぶるん、ぶるるん・・・ぷしゅん。
ん?
コメディー映画の一コマですか?
とツッコミたくなるような、まさかの事態。
まあ、しかし、焦っているのは乗客よりも運転手でしょう。
幸いにも、後続にグレーノーキーまでは同じ道をたどっていく、ルートバーン行きのお客を乗せたバスがいた。
な の で、
急遽、私たちは後続のバスに乗ることとなった。
バスに行くと、既にルートバーン行きのお客さんでいっぱい。
数名は最初立って乗っていたが、なにせ、うねうねの山道なので、いつの間にか立っていた人はバスのフロアに体育座り。
インドのバスかいっ!!
というような、まさかのハプニングでした。
そしてそして、私たちをココまで乗せてきてくれた運転手さんと、プシュンと停まってしまったバスは、その場で待機。はやく、迎えがきますように。
グレノーキーへ着くと、私たちリーツダート&グリーンストーン組のための、新しいバスが待っていてくれた。
30分の休憩の後、いざリーツダートへ。
リーツダートまでの道は、牧場を抜け、民家が見えなくなり、そして道もガタガタしだし、今まで通ってきた道とだいぶ違う。
道はどんどん荒くなり、ガタガタが自分の体にも響き渡り、遊園地のアトラクションに乗ってるような気分。
大丈夫だろうか。。。
やっぱりグレートウォークとは違うな。
すごい所に向かってるなあ、自分(汗)。
途中で引き返したくなっても、ここを歩いて人里まで・・・・何時間かかるだろう、とムダな心配ばかりしてしまう。
車と人、発見!
どうやら、リーツの駐車場まで来たよう。
ちなみに、リーツ・ダート・トラック。
リーツが片方の場所の地名で、ダートは山の向こうのもう片方の地名。
どちらからでも好きな方から、スタートすることができます。
が、大抵はリーツから入る人が多いよう。
今朝の思わぬバスハプニングでの時間ロスを思ってなのか、お客さん思いの人なのか、
バスの運転手さんは駐車場を抜けて、「時間短縮できるように、行けるところまで連れてきます」と車を引き続き走らせた。
アトラクション度は、さらに加速。
荒いガタガタ道を進む。
目の前に川が出てきた。
そして、川に入っていくバス。
ウィンウィーンとタイヤが空回るような音。
再び踏ん張ると、前に進むバス。
ガツン
嫌な音が聞こえました。そして、また空回りの音。
がんばれ、もう一踏ん張り!
あれ、
もう二踏ん張り!!
ウィンウィーンと車輪が地面とかみ合っていない音。
バスは確実にはまってしまった。
し か も、
こんな場所に
まさに川の真ん中での立ち往生。
扉を開ければ・・・
ジャーっと勢いよく流れております 笑。
最初はすぐに動くかと思ってバスに待機していた私たちでしたが、
野次馬心で、ひとり二人と外に出だし・・・みんな外へ 笑。
どうやら、バスの後ろにつけていた荷台とバスの接続部が川を渡ろうとした際に地面に突きささり、
身動きがとれなくなってしまったよう。
運転手と男性乗客が一生懸命、掘りおこそうと格闘。
し か し、
バスの真下にも岩がはまっておりますが・・・苦笑。
これは、どう取るのでしょうか。。
しばらくして、どうにもならないと悟った運転手。
「みんな、どうぞもう行ってください!携帯の繋がるところまで歩いていってきますんで。」
大丈夫?大丈夫?
とみんな言いつつ、自分たちもこの日は長い時間を歩かないといけないため、ただでさえ出発時間が押していたため、後ろを気にしつつ出発。
いや~、実に朝からハプニングの多い一日でありま~す!!
あとから振り返れば、こんなの楽しいものでした。
波瀾万丈のトリップの食前酒にしか過ぎませんでした。