本当は怖いグリム童話。
っていう説(っていうか事実)を
この映画を語る時に出す人がいるけど
そういう“怖さ”を描いているのではない。
ディズニーのかわいいイメージが張り付いているけど
7人の小人とか女王様とか、
本当はもっと怖いよね。
その怖さを大人の目線で描くとこんな感じだろうか。
ファンタジーだから娯楽大作として楽しむのが正しいのかもしれないけど
どうしても斜に見てしまう。
微妙世代としては
どちらかといえばラヴェンナに感情移入してしまうのだ。
だって、シャーリーズ・セロンは
シワシワになっても美人なんだもの。
その美人さときたら
若いスノーホワイトなんて全然勝てない。
だいたいスノーホワイト役のクリステンちゃん、
キーラ・ナイトレイ率いる(?)シャクレ系で
“世界一の美女”なんていうのには無理があるよ。
往年のアン・ハサウェイとか
オードリー・ヘプバーン風の美少女を据えるべきだ。
なんて思っていた。
でも見てみたら、
これは新旧2人の女の戦い。
白雪姫はバラ色のほっぺの白雪姫じゃなくて
あくまでも戦う勇ましき女子なのだ。
ある時はあきらかに色仕掛けも使っているし
魔力だってそうとうありそうだ。
熟女が使うと“魔力”、若い女子だと“神秘の力”ってなってしまうところがくやしいじゃないか。
ということで、
かなりのしたたかさを秘めつつ、
男を完全に迷わす魔性をそなえたスノーホワイトは
クリステンちゃんが意外とぴったりだったりする。
皮一枚のことなのに
そこにシワがあるとかシミがあるとか
女の人生は割と薄っぺらいものに支配されてしまう。
若くてかわいい時には
男の目かに映る彼女の“無茶”は愛おしいもの。
でもオバちゃんの無茶は鬱陶しいだけ。
ということで
男が無茶と気付かないように、
(そんなこと、なんでこの女にやってやらなきゃいけないわけ?とかね。)
たたみかけるように無茶ぶりの攻撃をし続ける。
そのパワーを維持するのも大変なんだよね。
結局はスノーホワイトだって
ラヴェンナと同じ道を歩みそうだ。
2人の男を手玉にとって、
妖しい目つきで誘いをかけてるもの。
彼女がラヴェンナのようになった時
美しさを維持するものがあると知れば
絶対に手を出さないって言えるだろうか。
心がきれいとかどうとかまったく関係ないよね。
美人を維持する、という地獄から解放されて
ラヴェンナの死に顔が安らかだった気がするし
鏡に映った新たな女王の顔に
早くも邪悪な影が見えていたぞ。
なんてことを考えながら見ると
大人も楽しめる、
“本当に”怖いグリム童話なのだ。
スノーホワイト - goo 映画
っていう説(っていうか事実)を
この映画を語る時に出す人がいるけど
そういう“怖さ”を描いているのではない。
ディズニーのかわいいイメージが張り付いているけど
7人の小人とか女王様とか、
本当はもっと怖いよね。
その怖さを大人の目線で描くとこんな感じだろうか。
ファンタジーだから娯楽大作として楽しむのが正しいのかもしれないけど
どうしても斜に見てしまう。
微妙世代としては
どちらかといえばラヴェンナに感情移入してしまうのだ。
だって、シャーリーズ・セロンは
シワシワになっても美人なんだもの。
その美人さときたら
若いスノーホワイトなんて全然勝てない。
だいたいスノーホワイト役のクリステンちゃん、
キーラ・ナイトレイ率いる(?)シャクレ系で
“世界一の美女”なんていうのには無理があるよ。
往年のアン・ハサウェイとか
オードリー・ヘプバーン風の美少女を据えるべきだ。
なんて思っていた。
でも見てみたら、
これは新旧2人の女の戦い。
白雪姫はバラ色のほっぺの白雪姫じゃなくて
あくまでも戦う勇ましき女子なのだ。
ある時はあきらかに色仕掛けも使っているし
魔力だってそうとうありそうだ。
熟女が使うと“魔力”、若い女子だと“神秘の力”ってなってしまうところがくやしいじゃないか。
ということで、
かなりのしたたかさを秘めつつ、
男を完全に迷わす魔性をそなえたスノーホワイトは
クリステンちゃんが意外とぴったりだったりする。
皮一枚のことなのに
そこにシワがあるとかシミがあるとか
女の人生は割と薄っぺらいものに支配されてしまう。
若くてかわいい時には
男の目かに映る彼女の“無茶”は愛おしいもの。
でもオバちゃんの無茶は鬱陶しいだけ。
ということで
男が無茶と気付かないように、
(そんなこと、なんでこの女にやってやらなきゃいけないわけ?とかね。)
たたみかけるように無茶ぶりの攻撃をし続ける。
そのパワーを維持するのも大変なんだよね。
結局はスノーホワイトだって
ラヴェンナと同じ道を歩みそうだ。
2人の男を手玉にとって、
妖しい目つきで誘いをかけてるもの。
彼女がラヴェンナのようになった時
美しさを維持するものがあると知れば
絶対に手を出さないって言えるだろうか。
心がきれいとかどうとかまったく関係ないよね。
美人を維持する、という地獄から解放されて
ラヴェンナの死に顔が安らかだった気がするし
鏡に映った新たな女王の顔に
早くも邪悪な影が見えていたぞ。
なんてことを考えながら見ると
大人も楽しめる、
“本当に”怖いグリム童話なのだ。
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