「フェイシズ」

ミラ・ジョボが
怯えきった猟奇殺人の目撃者を演じる「フェイシズ」。

シリアルキラーの6番目の殺人現場を目撃してしまい
犯人ともみ合った後、
橋の上から転落。
頭を打って、「相貌失認」という障害を負ってしまう。

なかなか興味深い設定なのだけど
ちょっと失速。
インパクトの強いネタを盛り込んだけど
オチが上手に付けきれなかったというところか。

なにしろ役者が薄い。
ミラジョボ以外に印象的な役者さんが出てない感じなので
どうみてもミラジョボが一番腕っ節が強そう。
誰の保護も必要無いし、
シリアルキラーなんか何人来たってやっつけられそうだもん。




ここからはネタバレ。


悪役顔のジュリアン・マクマホン。
「チャームド魔女3姉妹」でバルサザーという悪魔のボスみたいなのを演じてたし
ファンタスティック４でも悪役。
ということで
彼が出てきた段階で、
こいつが犯人だ！と予想。

その発想、
2時間ドラマクラスだ。

しかし途中でそうでもないような展開。

「あの鏡の中にいた。」というミラジョボの言葉で気付いた。
遅かった？

結局彼女の障害は快復はしてないよう。
でも小さな島で暮らすようになって
本当に大切なものは人と人とが心で結び付き合うもの、
っていうことに気付いたというオチ。


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