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「ヒトラー暗殺、13分の誤算」

あの時、目を開けていたのは、僕だけだった

まさに、その通りの映画。

心からナチに傾倒している人々と
どこかでおかしいとは思っていても、それを否定している人々
そしておかしいとは思っても保身のために口をつぐむ人々。

今の日本もそんな風ではないのか。

声を上げるのは難しい。
主人公だって、声を上げるよりも実力行使を選んでいるわけだし。

暗殺が成功していたら
どんなに世の中は変わっていただろうか。

なぜ一人の男にこれほどの力があったのかわからない。
“一人の男”に力があったわけではなく、
一人の男を担ぎ上げてしまった民衆の勢いに力があったのだよね。
皆が目をつむって、一方向に走ってしまったことに。

大きな目的の前に小さな犠牲は仕方ないと言ってしまう彼を英雄として持ち上げるのはちょっと疑問。
表立って反抗はできなくても、見えないところで人助けをしていた多くの英雄がいると思う。

たしかに今見るべき映画だった。
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