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『プロヴァンスの贈りもの』・・・香る映画で、そしてセクシー

シウにとって、色々なサプライズの映画でした。

まずラッセル・クロウ。
メグ・ライアンの彼氏だったり(古いな~)
暴力沙汰で捕まったり、
でも『フレンズ』のレイチェルをもって、「好き」と言わしめたり、
で、けっこうシウも好きな男。
戦うイメージの彼が豪腕ビジネスマンだなんて、
違和感ド~ン、なんですが
途中からはニヤケ顔がぴったりの
デュオニソスのような南仏男子になってしまいます。
ドロだらけになったりずぶぬれになったりしている方が
ラッセル・クロウらしいですよね。
そして、マリオン・コティヤールとのラブシーンが
すっごくすっごくセクシー。
シウのしてもいい男子1位は
『フレンズ』ジョーイ・トリビアーニことマット・ルブランだったんですが
その1位の座をラッセル・クロウにします。
(ちなみに、
 してもいい男子というのはあくまでも“する”視点から。
 子宮にグっとくる男子ということです。)

マリオン・コティヤール
最近まで知らない女優さんですが、
彼女、なんと先日見たエディット・ピアフなのですよね。
まったくの別人です。
エディットを演じた彼女は頼りなく小さく儚げだったのに
こちらでは太陽を沢山浴びた、賢い、力強い、美しい女性です。
(小沢真珠にも似てる)

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お話はよくある感じの物語なのに
全編に渡ってこちらも酔います。
人間が他の野生動物たちと同じように自然に逆らわず進化したら
きっとこの南仏の人々のようになるのでは?と思いました。

女も男も皆セクシーです。
痩せこけていたり、不自然に鍛えたりしてなくて
誰もが自然に美しいのです。

ヘンリーおじの名言も素敵です。
「敗北の中にこそ、学びがある。」
でもね、学ばなければただの敗北なのだということも暗に教えています。
ファニーの、
「プロヴァンスがあなたに合わないのではなくて
 あなたがプロヴァンスに合わないの。」
というのも心に残りました。

ただただ田舎でだらけているのでは
きっと人生は美しくないのでしょう。
ロンドンでの非人間的な暮らしを一度は極めたからこそ
マックスの南仏でのこれからの人生が
素晴らしいものになるだろうと予測されるのです。
それはヘンリーおじも同じだったということのようです。

最後に
マックスは嫌がっていたけど
“チビ車”smartの走りはナカナカのものでしょ?
シウのsmartもキビキビ走ってくれています。



プロヴァンスの贈りもの
コメント ( 2 )
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コメント
 
 
 
良質の大人の映画 (しんちゃん)
2007-10-23 12:14:38
リドリースコットの作品ってことで選んだ私。



子供の頃のプールでのラブシーンが一番セクシーだったなんて言っちゃだめ?(笑)



あと、携帯が繋がるのも「いまどき」って感じで面白かったかも。



ラテン系の綺麗なおねえさんに水責めされたいってのもあるかも(笑)



ワインは呑めません(笑)あしからず。
 
 
 
しんちゃん (シウ)
2007-10-24 15:10:40
子ども時代のファニーを演じた子、
本当に美少女でしたね~

こういうときは
もっとお酒呑める人だったら良かったな~と思います。
 
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