『理想の彼氏』

まず、
アラムの母親役の人、
出てきてからずっと「どこかで見たことあるな～～～～」
それで思い出そうと必死だったシウ。
ところが途中で
社会の役に立たなきゃ、と言った母親に
アラムが「お母さんのブティックは？」
というシーンがあって
「あ～～～」って思った。
字幕はブティックになってたけど
アラムは“ラルフ・ローレン”と言ったのよ。

そう、アラム母は
『フレンズ』でレイチェルの上司だった女の人、
そしてそれは“ラルフローレン”！！！
場所はＮＹ。
完璧にフレンズを意識したリンク。
米ではフレンズは超大人気ドラマで、
今作を見る人はまさにフレンズ世代だもん。
米ではここでちょっとした笑いが起きたでしょう。

残念ながら日本ではそれは無かったけどね。
（字幕、ラルフローレンにしてほしかったな）

大好きな女優さん、
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ主演。
楽しみにしてた映画。
でも、これほど秀作とは！

悪ふざけしすぎず
やりすぎず、
ほどほどのところでキュっと効いている、
そんな感じの大人の映画。
でも、爆笑シーンもあったよ。

ただ、一点、気に入らないとすれば
邦題が相変わらずダメだな～

このタイトルから
“彼氏探し”映画だと思ってしまう感じ。
たぶんラストの“５年間”というのを踏まえて
彼こそが理想、という展開だったので、その邦題はわかるんだけど・・・。
彼氏探しではなくて
キャサリン・ゼタ演じるサンディが
自分探しをする作品だったよね。

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見るからにクーガーなサンディの友人よりも
やっぱり世間ずれしてない風なサンディの方が
年下の恋人を得る役にはぴったりね。

ラストの潔い感じも良かった！

程良さが現実感を深くさせる作品だった。


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