このたび無事に大学生になりそうなシウ息子1。
実は、シウが10歳のときに産んだ娘はとっくに大学生になり
東京にいるのだが、
彼女はシウの実家に住んでいるので
生活費から何から、ほとんどシウ両親の世話になっている。
彼女の引っ越しは、ただ行っただけ・・というものだった。
願わくば息子1もそうしてほしかったのだけど
彼が選んだ大学はちょっと郊外。
ということで
東京よりもややのどかな地域に引っ越しをすることに。
2人目なのに
何から何まで初体験。
とっても良い環境の部屋を見つけ
すべてがラッキーな彼の門出だ。
それにしても
ベッドからテーブル、机、家電、全部買わなきゃならない。
入学式のスーツに新しいPC。
おまけに新しいスマホ、
ネットの環境も整えて・・・・
無類の面倒くさがりのシウにはヘビー過ぎだ。
家から持っていくものはそんなに無いので
シウのヴァンガードで足りる程度。
そこに息子1と学校が休みになった息子2を積み込み出発。
途中シウの実家に寄り、
役に立たない息子2と、役に立つシウ(マシンガン)母とを交換。
初めてのことでなかなか手間取ることも多かった。
家具はある程度買って、
引っ越し日に到着するように配送を頼んでいたのでスムーズだったのだが
家電は当日手に入らないのね~って
初めて知ったよ。
シウとしては、
引っ越し先の近所のホームセンターとか電気屋で買い、
軽トラックでも借りて運ぶか、
(ま、ヴァンガードにも積めそうだけど)
なんて思っていた。
まったく軽く考えていたのだ。
しかし当日持って帰れた家電は電子レンジのみ。
冷蔵庫や洗濯機は1週間後とのこと。
そりゃそうだ。
田舎のだだっ広い空き地があるような場所でもない。
そんなに品物を置いておくようなスペースが“やや都会”にあるわけないじゃん。
何事も経験だな。
というわけで
シウ息子1、今冷蔵庫ないのでちょっと辛そう。
ところで
テレビは要らない、というから買わなかったよ。
家にいてもテレビは、シウが見ているアプレンティスとか格闘技系のものを
なんとなく見るだけだし、
見なくてもいいみたい。
なるほど
若者のテレビ離れってあるんだな~と実感。
引っ越しの夜は
息子1の部屋の近くのビジネスホテルに母と泊まる。
もちろんシングル2部屋だ。
マシンガントークから解放されないと
その日は記念すべき息子の一人立ちの日、ではなくて
母の恐るべきしゃべり地獄の日、として、シウの記憶に残っちゃうものね。
翌日もなんだかんだと
ドラッグストアやホームセンター、スーパー等に足を運び
あれやこれやと買いあさる。
買い物好きなシウにはけっこう楽しい時間だった。
というか、あれは男にはできないよね~
生活用品を見ていると
どうしても主婦目線になっちゃって、
冷静に考えると
達人ハウスキーパーでもないシウ息子1が使いこなせるはずもないものまで買いそうになっちゃうから困るよ。
初回の生活費は多めに渡したにも関わらず、
結局いろいろなものを取り揃えてしまうのが親心だな。
引っ越し2日目、息子1と昼を食べた後、
車から降ろして新しい部屋に入っていくのを見送ったとき
もう二度と一緒に住むことはないのだなと思った。
小さいころ頃からほとんど病気もせず
3人姉兄弟の真ん中でまったく手もかからずに育った息子1。
大家さんにあいさつするのを見ていたら
「つまらないものですが・・・」とか言ってお土産を渡す姿が面白かった。
子育てしながら漠然と
「いつか離れるときがくる。」と思っていた、“離れる時”がまさに今なんだと思うとせつないよね。
シウはブログを書いたり
コラムを書いたりするせいか
ついついいつも、作文みたいなことを頭の中でしているのだけど
自分と息子のお別れをカッコつけた文章でつづろうとするのはやめないと。
ま、そんなこんなで引っ越しも無事終わり
シウ実家に帰る。
本当はそのままシウ家まで帰るつもりだったんだけど
シウ娘や姪、義理妹や両親がいるので
なんとなく帰りそびれ、
一泊することに。
いつもなんとなく大勢集まるシウ実家。
その日は夜中の1時過ぎまで全員でしゃべりまくりだった。
翌日、帰宅したのだが
息子2は東京に残留。
兄がいなくなってさびしいのか、
姉や従妹と一緒にいたかったみたい。
ということで
一人帰宅の道中はなんだかむなしかったので
今日中に「マーガレット・サッチャー」を見ることを目的に運転した。
一人だったのでいつもよりも飛ばし気味にしていたら
なんと、フロントガラスに何か飛んできて、
ガラスにヒビが!!!
引っ越しで、マジでお金もかかったな~としみじみしているときだったから
あまりのショックでしばし呆然だった。
なんだよ~~~~!!!
どういう仕打ちなんだよ~~~!!!
ちょうど目の前に入ったヒビを見ながら
怒りまくるシウ。
トンネルに入ると、あの暖色系の明かりに反射してキラキラ光り、
ヒビが主張するのもむかつくぜ。
フロントガラス・ヒビ事件に若干へこみながらも
行きに寄ったSAで食べたソフトクリームが美味しかったのを思い出し
帰りにも同じSA(反対側だけど)に寄ることに。
なんと同じ牧場のソフトクリームを発見し
2回目食べちゃった!
行きの方が美味しかったな~。
息子たちと3人で食べたからかな~。
なんて、似合わないことを思いながら
息子1にソフトクリームの写真を送る。
息子1からの返信は
「うらやましい。冷蔵庫無いから、アイスが買ってこられない。」
地元に帰り、
マーガレットサッチャーを見に行く。
ちょうど良い時間で
その後に「戦火の馬」もやっていることを発見。
この疲労状態で映画(しかも重そうなのダブル)をハシゴするのか?シウ。
でも、シウの大好きな映画だし
明日からはまた仕事だし、
今日見とかないと!
と、とりあえずマーガレット・サッチャーを見る。
あんなにやる気出してみる気だった「戦火の馬」だけど
サッチャーさんが終わったら、
なぜか駐車場から車を出してしまった。
向かった先はうどん屋だ。
そう。
サッチャーさんを見ながら
自分が空腹なことに気付いたシウは
なんとなくうどんが食べたくなり、
思い始めたら居ても立ってもいられず、
理性をかなぐり捨てて、うどん屋に走ってしまったのだった。
一人でうどん屋のカウンターに座り、
女一人ならうどん屋とラーメン屋、どっちがいいかな~
なんてくだらないことを考え始め、
またもや自分が一人なことを実感。
おなかがいっぱいになってしまったので
心に少し空いてしまったスペースの方を、
また気にかけ始めてしまうのでした。
実は、シウが10歳のときに産んだ娘はとっくに大学生になり
東京にいるのだが、
彼女はシウの実家に住んでいるので
生活費から何から、ほとんどシウ両親の世話になっている。
彼女の引っ越しは、ただ行っただけ・・というものだった。
願わくば息子1もそうしてほしかったのだけど
彼が選んだ大学はちょっと郊外。
ということで
東京よりもややのどかな地域に引っ越しをすることに。
2人目なのに
何から何まで初体験。
とっても良い環境の部屋を見つけ
すべてがラッキーな彼の門出だ。
それにしても
ベッドからテーブル、机、家電、全部買わなきゃならない。
入学式のスーツに新しいPC。
おまけに新しいスマホ、
ネットの環境も整えて・・・・
無類の面倒くさがりのシウにはヘビー過ぎだ。
家から持っていくものはそんなに無いので
シウのヴァンガードで足りる程度。
そこに息子1と学校が休みになった息子2を積み込み出発。
途中シウの実家に寄り、
役に立たない息子2と、役に立つシウ(マシンガン)母とを交換。
初めてのことでなかなか手間取ることも多かった。
家具はある程度買って、
引っ越し日に到着するように配送を頼んでいたのでスムーズだったのだが
家電は当日手に入らないのね~って
初めて知ったよ。
シウとしては、
引っ越し先の近所のホームセンターとか電気屋で買い、
軽トラックでも借りて運ぶか、
(ま、ヴァンガードにも積めそうだけど)
なんて思っていた。
まったく軽く考えていたのだ。
しかし当日持って帰れた家電は電子レンジのみ。
冷蔵庫や洗濯機は1週間後とのこと。
そりゃそうだ。
田舎のだだっ広い空き地があるような場所でもない。
そんなに品物を置いておくようなスペースが“やや都会”にあるわけないじゃん。
何事も経験だな。
というわけで
シウ息子1、今冷蔵庫ないのでちょっと辛そう。
ところで
テレビは要らない、というから買わなかったよ。
家にいてもテレビは、シウが見ているアプレンティスとか格闘技系のものを
なんとなく見るだけだし、
見なくてもいいみたい。
なるほど
若者のテレビ離れってあるんだな~と実感。
引っ越しの夜は
息子1の部屋の近くのビジネスホテルに母と泊まる。
もちろんシングル2部屋だ。
マシンガントークから解放されないと
その日は記念すべき息子の一人立ちの日、ではなくて
母の恐るべきしゃべり地獄の日、として、シウの記憶に残っちゃうものね。
翌日もなんだかんだと
ドラッグストアやホームセンター、スーパー等に足を運び
あれやこれやと買いあさる。
買い物好きなシウにはけっこう楽しい時間だった。
というか、あれは男にはできないよね~
生活用品を見ていると
どうしても主婦目線になっちゃって、
冷静に考えると
達人ハウスキーパーでもないシウ息子1が使いこなせるはずもないものまで買いそうになっちゃうから困るよ。
初回の生活費は多めに渡したにも関わらず、
結局いろいろなものを取り揃えてしまうのが親心だな。
引っ越し2日目、息子1と昼を食べた後、
車から降ろして新しい部屋に入っていくのを見送ったとき
もう二度と一緒に住むことはないのだなと思った。
小さいころ頃からほとんど病気もせず
3人姉兄弟の真ん中でまったく手もかからずに育った息子1。
大家さんにあいさつするのを見ていたら
「つまらないものですが・・・」とか言ってお土産を渡す姿が面白かった。
子育てしながら漠然と
「いつか離れるときがくる。」と思っていた、“離れる時”がまさに今なんだと思うとせつないよね。
シウはブログを書いたり
コラムを書いたりするせいか
ついついいつも、作文みたいなことを頭の中でしているのだけど
自分と息子のお別れをカッコつけた文章でつづろうとするのはやめないと。
ま、そんなこんなで引っ越しも無事終わり
シウ実家に帰る。
本当はそのままシウ家まで帰るつもりだったんだけど
シウ娘や姪、義理妹や両親がいるので
なんとなく帰りそびれ、
一泊することに。
いつもなんとなく大勢集まるシウ実家。
その日は夜中の1時過ぎまで全員でしゃべりまくりだった。
翌日、帰宅したのだが
息子2は東京に残留。
兄がいなくなってさびしいのか、
姉や従妹と一緒にいたかったみたい。
ということで
一人帰宅の道中はなんだかむなしかったので
今日中に「マーガレット・サッチャー」を見ることを目的に運転した。
一人だったのでいつもよりも飛ばし気味にしていたら
なんと、フロントガラスに何か飛んできて、
ガラスにヒビが!!!
引っ越しで、マジでお金もかかったな~としみじみしているときだったから
あまりのショックでしばし呆然だった。
なんだよ~~~~!!!
どういう仕打ちなんだよ~~~!!!
ちょうど目の前に入ったヒビを見ながら
怒りまくるシウ。
トンネルに入ると、あの暖色系の明かりに反射してキラキラ光り、
ヒビが主張するのもむかつくぜ。
フロントガラス・ヒビ事件に若干へこみながらも
行きに寄ったSAで食べたソフトクリームが美味しかったのを思い出し
帰りにも同じSA(反対側だけど)に寄ることに。
なんと同じ牧場のソフトクリームを発見し
2回目食べちゃった!
行きの方が美味しかったな~。
息子たちと3人で食べたからかな~。
なんて、似合わないことを思いながら
息子1にソフトクリームの写真を送る。
息子1からの返信は
「うらやましい。冷蔵庫無いから、アイスが買ってこられない。」
地元に帰り、
マーガレットサッチャーを見に行く。
ちょうど良い時間で
その後に「戦火の馬」もやっていることを発見。
この疲労状態で映画(しかも重そうなのダブル)をハシゴするのか?シウ。
でも、シウの大好きな映画だし
明日からはまた仕事だし、
今日見とかないと!
と、とりあえずマーガレット・サッチャーを見る。
あんなにやる気出してみる気だった「戦火の馬」だけど
サッチャーさんが終わったら、
なぜか駐車場から車を出してしまった。
向かった先はうどん屋だ。
そう。
サッチャーさんを見ながら
自分が空腹なことに気付いたシウは
なんとなくうどんが食べたくなり、
思い始めたら居ても立ってもいられず、
理性をかなぐり捨てて、うどん屋に走ってしまったのだった。
一人でうどん屋のカウンターに座り、
女一人ならうどん屋とラーメン屋、どっちがいいかな~
なんてくだらないことを考え始め、
またもや自分が一人なことを実感。
おなかがいっぱいになってしまったので
心に少し空いてしまったスペースの方を、
また気にかけ始めてしまうのでした。
子供のアパートに遊びに行く楽しみは無しですよ。
シウからしたら
自宅通学、羨ましいです。
いなくなると寂しいですよね。
でも子どものアパートは
なんだか見てはいけない感じがするので行かないかも・・・。
私もあと15年くらい
しっかり楽しみたいと思います。
ちびしまりすちゃんが旅立つ時・・・
きゃ~~~~
想像しただけで
シウは自分の事以上に、
泣きそうです。