男性議員があれほどの強さを示して、
“血も涙もない”と言われる政治を行っても、
鉄の男、とは言われないかな。
女だから鉄の女と言われ
そして
日本のアホな映画会社はそこに“涙”まで付けて、
映画に傷をつける。
原題は『The Iron Lady』なんだから、
鉄の女、もしくはマーガレット・サッチャーでいいと思う。
サッチャーさんの名前を聞けば誰でも『鉄の女』というニックネームを思い出すでしょ。
やはりメリル・ストリープはすばらしい。
今や公にはなっていない現在のサッチャーさんを演じるのは
かえって難しいと思う。
最初のシーンはショッキングだった。
メリルだけでなく
若き日のマーガレットを演じた女優さんもよかった。
アレクサンドラ・ローチさん。
オクスフォードに入学する理系の女性。
いかにも真面目で猪突猛進タイプの女子を
とても上手に演じていた。
豊とはいえ、庶民出身だから
逆にほかの特権階級出身の政治家たちよりも
庶民に厳しい政策がとれる、っていうくだりが面白かった。
たしかにそうかも。
自分で努力し、自分を助け、国のためにもなる。
そんな強い意志を持った“庶民”は庶民にとって一番怖い存在かもしれない。
女の敵は女、っていうのと同じね。
それにしても
確固たる信念を持って
常に勝利を勝ち取ってきたと思ったけど
党首選に出るときには
あんな風に“勝つわけがない”と思っていたなんて。
そこも興味深い。
やはり男女差別の壁はベルリンの壁位の高さだったのだなと思った。
年老いた女性が
亡き夫を思いながら生きていく姿は涙なくして見られない。
彼女の家族への“悔い”が老いた彼女を責めさいなむのか。
それでも
女性の道を一つ、大きく切り開いてくれた素晴らしい人である。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 - goo 映画
“血も涙もない”と言われる政治を行っても、
鉄の男、とは言われないかな。
女だから鉄の女と言われ
そして
日本のアホな映画会社はそこに“涙”まで付けて、
映画に傷をつける。
原題は『The Iron Lady』なんだから、
鉄の女、もしくはマーガレット・サッチャーでいいと思う。
サッチャーさんの名前を聞けば誰でも『鉄の女』というニックネームを思い出すでしょ。
やはりメリル・ストリープはすばらしい。
今や公にはなっていない現在のサッチャーさんを演じるのは
かえって難しいと思う。
最初のシーンはショッキングだった。
メリルだけでなく
若き日のマーガレットを演じた女優さんもよかった。
アレクサンドラ・ローチさん。
オクスフォードに入学する理系の女性。
いかにも真面目で猪突猛進タイプの女子を
とても上手に演じていた。
豊とはいえ、庶民出身だから
逆にほかの特権階級出身の政治家たちよりも
庶民に厳しい政策がとれる、っていうくだりが面白かった。
たしかにそうかも。
自分で努力し、自分を助け、国のためにもなる。
そんな強い意志を持った“庶民”は庶民にとって一番怖い存在かもしれない。
女の敵は女、っていうのと同じね。
それにしても
確固たる信念を持って
常に勝利を勝ち取ってきたと思ったけど
党首選に出るときには
あんな風に“勝つわけがない”と思っていたなんて。
そこも興味深い。
やはり男女差別の壁はベルリンの壁位の高さだったのだなと思った。
年老いた女性が
亡き夫を思いながら生きていく姿は涙なくして見られない。
彼女の家族への“悔い”が老いた彼女を責めさいなむのか。
それでも
女性の道を一つ、大きく切り開いてくれた素晴らしい人である。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 - goo 映画
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