★we were on a break★

お久しぶり!

「ソウル・サーファー」

2012-06-09 23:45:02 | 映画
なぜ、シウってこんなに海に縁が無い暮らしになっちゃったんだろう・・・

南の島が大好きだったのに、
今やすっかり山国で、
美味しいレストランを巡る位が楽しみの日々。
しかも、
結局田舎だからたいしてイイ店なんて無いのよね。

と、ボヤキたくなるくらい、

なんか、今の自分が“生きてない・・”と感じるくらい、

素晴らしい生命力あふれた映画なのだ!!!


今年一番と言っても過言ではないかも。

アナソフィア・ロブって
主役張れるのか?って思ってた。
「Sex and the city」のキャリーの若き日を描くドラマの主役(ということはキャリーだ)に抜擢されたアナソフィアちゃん。
ちょっと癖がある・・というか
はっきり言って、キルスティン・ダンスト率いる“ブサカワ系”の一員な感じがしないか?
日本の女優さんで言えば“ゴウリキアヤメ”的な。
(ファンの方、すみません。でもあの子って正統派美女ではないよね?)

しかし。

映画を見てびっくり。
アナソフィアちゃんの元気いっぱいで、しかも知的な雰囲気は
まさにベサニー・ハミルトンだったのだ。

四捨五入したら10歳になっちゃうような年齢の少女が
「過去は変えたくない。」
「両腕で抱くよりも癒すことができるなら、腕を失った意味はある。」
そんなこと、言えるのだろうか。
彼女がプーケットで被災者の小さな女の子に笑顔を返したシーンは
「このために神様はベサニーから腕を奪ったのか・・・」
と思わせる、すごく力のあるシーンだった。


素晴らしい娘は
やはり素晴らしい両親から生まれるものなのだ。

ベサニーの両親の根性の座り方も半端じゃない。
腕を失くした娘を腫れものにさわるような扱いもしない。
「普通に見えない・・・」と悩む娘に
「普通って素敵なことなの?」と問う母。
ケガをしたばかりの娘を
外国のボランティアに出せる両親。
なにもかもが“普通”じゃなくて、
それをベサニーも受け止めていて、
並大抵の人にできることではないと思った。

障害もまた個性。
ラストに流れる実際の映像からは
ベサニー・ハミルトンの、サーフィンができる喜びがあふれる。
彼女に左腕が無いことなど
誰も気にとめないだろう。

これは多くの人、とくに子どもたちに見てほしい。

ソウル・サーファー - goo 映画

ところで、
シウの好きなケイティ・ペリーの「FIREWORK」がCMではずっと流れているんだけど
あれはただのイメージソングなの???
映画ではまったく関係なかった。
あの曲の盛り上がるシーンとサーフィンのシーンがリンクして絶対感激すると思っていたのに残念。

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