めざせ、富良野

１０月の連休に北海道・富良野に行く予定のシウ。

別に富良野にすごく行きたかったわけではなくて
飛行機のちょうど良い時間が取れるのが
旭川行きだけだったからなんだけど。

でも「どうでしょう」の２１２市町村で
ミスタさんたちがイチゴなんかを食べていた
あの美瑛の道なんかも車で走れるかな～って
けっこう楽しみになっていたの。

そんなシウ。

ちょっと調子悪くて
人生初の子宮がん検診をしてしまった。

そしたらなんと、大当たり。


子宮頸癌っていう病気が発見されてしまったのだ。

個人病院の婦人科の先生が
何か、言い淀んでいる雰囲気。

口ごもる感じからシウはなんとなく察してしまい

「悪い、ってことですね？」

と聞くと
「そうです。クラス１が良、５が悪くて、
　シウさんはクラス５です。」

なるほど、そう来たか。

っていうのがまず第一印象。

シウの周りでも
たまに癌の人の話を聞く。

癌だって宣告された時
どんなだったか。
もしシウだったらどんな風になるのか。
自分でそんな事を想像したりしてた。

頭をガツンとやられた感じはあったけど
自分でも驚くほど冷静だったんだよね。

大きな地元の病院に紹介するとか
もう一度そこで精密検査をするとか
そんな話を先生と交わした。

「まだ、恐れがある。っていう段階ですか？」
というシウに
「いえ。
　おそらく間違いないでしょう。
　悪いです。」
という先生。

「じゃ、ま、仕方ないですね。」

と、他人事のように話してた。

子宮頸癌だなんて、
三原順子の病気だっけ・・・って程度の知識しかないシウ。

癌なんて付いちゃって、
かなりビビる感じだけど
それよりも
これをシウ彼にどうやって伝えよう。って
そればかり考えちゃった。

ヤツはショックを受けるだろうな～とか。

それでも、
癌っていうのが
シウで良かった、っていうのも思った。
もしもシウ彼が癌だ、なんて診断だったら
それこそシウは悲しすぎて死んじゃうかもしれないもの。

自分で良かった・・・。

すごく良い子ちゃんに聞こえるかもしれないけど
色々な人の顔を思い浮かべて、
その中の誰でもなく、自分で良かった・・・
なんて
そんなことを思ったんだよね。

ま、いっか。
けっこう楽しい人生だったし。
とか。


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後で
子宮頸癌はそんなに大変な病気じゃないと知って
こんな風に大げさに考えた自分がちょっと恥ずかしかったけど。

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ということで
しばらくこのネタを
『めざせ、富良野』っていうカテゴリで続けます。

全然元気なので
ご心配なくね。