★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「岩宿」の発見 幻の旧石器を求めて ・・・相沢忠洋著

2010-12-10 18:50:36 | 読書
「群馬くん いわし食い過ぎ 船頭気分か」

っていう語呂合わせ。

「水曜どうでしょう」の
試験に出るどうでしょうシリーズで
天才・大泉洋が考えた語呂。

群馬県・岩宿遺跡・先土器文化

っていうワードが、
一つの無駄もなくビターッ!と入っている傑作。


この語呂合わせで
シウは“岩宿遺跡”っていうのを覚えたくらい。


そんな岩宿遺跡を発見するにいたった
相沢忠洋さんの著作。

複雑な家庭の事情などを背負い
決して恵まれたとは言えない相沢さん。
戦後の日本で学歴の無かった彼は
認められた研究者ではない、というハンデを乗り越えて
独学で学んだことから
日本では未知だった先土器文化の存在を発見するに至る。

その彼が
遺跡発掘を学術的に書くよりも
自分の夢だった“家族団欒”を
太古の時代に求めてコツコツと発掘を続けた自らの半生を描く。
そのひたむきさには学ぶところが多い。

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病院にシウの中学時代の塾友達男子から送られてきたもの。
他にも三浦綾子の泥流地帯もいただいた。
入院中にはなかなかヘビーなチョイスだったけど
彼のおすすめ本はいつもなかなか面白い。
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