「それでも、愛してる」

夫が“ウツ”になってしまう・・・

シウ彼にはあまり心配が無さそうだけど
でもシウたち世代にとってはものすごい問題なのだということは想像に易い。

シウたち世代。

子どもは精神的に一番サポートを必要とする時かもしれないし
（テキトーなあしらいでは騙されないし）
経済的にも大変。
そして自分の健康も、無理がきかなくなってきていることを実感させられることもあるし
なんとなく先は見えてきているが、まだあきらめたくないからジタバタしちゃう。

家族っていうのは素晴らしいけど
でも何よりも強烈な重圧になるのだ。
そんな“愛”と“義務”の間で
ものすごくヘバってしまった男と
彼の家族の物語。

メル・ギブソンって“暴力男”のイメージなのだけど
そんな彼がコミカルな演技を見せるというので
気が重くなりそうなテーマなのに、見に行ってみた。

気が重くなった・・・・

それでも、最後に愛が勝つ、という設定には安心だけど
そこに行きつくまでが本当につらい。
メレディスに批判的な目を向けちゃうかもしれないけど
じゃ、どーしろっていうんだ？と思う。

八方ふさがりの中、
長男と彼のガールフレンドのエピソードが新鮮。
若いっていいなと思う。

彼女、ジェニファー・ローレンス、Ｘ－ｍｅｎに出てた子だよね。
女王様のような魅力のある子だな～と思った。

何をやっても、必死っぽく見えてしまうジョディー・フォスターが
ものすごい適役を自らの監督で演じるのがハマっている。

なかなか見ごたえがある作品だけど
自分の心に余裕のある時に。

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