『恋愛睡眠のすすめ』・・・神様はなぜ夢を見させてくれるのか

『エターナル・サンシャイン』しか知らないので
天才と言われるミシェル・ゴンドリー監督を語る資格はないのだけど
本当に天才かもしれないと思います。

メルヘン度の高い『ＴＡＫＥＳＨＩ，Ｓ』ともいえるかも。

ガエル・ガルシア・ベルナルは
バベルではトラブルメイカでじれったい男を演じていましたが、
かなりの２枚目くん。
それがこの作品では
ずいぶんとイタ気持ちよいオタクぶりでした。
かわいい！

そしてシャルロット・ゲンズブール。
親からこれだけのものを受け継いじゃって
そして自然に自然に生かし続けている人もいないでしょうねってくらい
本当言うとそんなに美人でもないのに
「雰囲気あるよね～、素敵だよね～」と言わしめる女優さん。

好きな人が夢に出てきたら
何日間かは、すごいハッピー。
この主人公のステファンは
夢を製造してしまうのだけど
そのうち現実に起きていることと夢の世界の区別がつかなくなってしまう。
観客も、
はたしてこれは彼の夢の方なのか、現実の方なのか。。と
そんな気持ち悪いような良いような、酔いを感じてしまいます。

恋愛睡眠のすすめ
公式サイトもすっごく可愛い。
もうすぐＤＶＤになるみたい。