とうとうあの方辞めちゃうみたいだけど

赤城さんにしろ、安倍さんにしろ
なんだか一番手ではない感じがします。
器じゃない人達なんだから
そんなに責めちゃ可哀相かも。


きっと本当に彼らは“良い人”たちなんだと思うんですよ。

だって生まれたときから、
保証された将来に向って道を外れることなく歩んできたはず。
“ワル”の要素が育つわけがないじゃないですか。
ハングリー精神とか、
人を押しのけてでも自分が・・なんていうちょっとしたズルさとか、
そんなものは必要ないわけだし。


口が悪くて申し訳ないけど、
彼らはクラスにいると
ちょこっと皆におちょくられる様な存在。
なんだか妙に笑いを誘っちゃう存在って感じがするんです。
だから友達の中にはいるけど、
『彼氏』や『夫』の対象ではないタイプ。
赤城さんのファッソンセンス、
素敵な腹話術人形みたいないでたちを見る都度に
そんな事を思います。

吹き出物を“殴られた”かのように演出するなんて
ワルに憧れる中学生みたいで微笑ましいじゃありませんか。

そう。
彼らに決定的に欠如しているのは
“セクシーさ”なのではないか？

小沢さんや小泉さんには
どこか表面に見えていない部分、
そこが悪いか良いかは別として、
確実に、見せていない部分があるっていうのを感じます。
それがちょっとしたセクシーさを与えるというか・・。
安倍さんや赤城さんには
そういうのが一切感じられなくて
いっぱいいっぱいになっちゃっている風でしょう。
「何もしないよ。」って約束したら
絶対一晩中何もしないだろうと思われます。

赤城さんや安倍さんは
格差社会の問題が解っていないというけど
解るはずがないでしょう。
“ワル”要素を少しでも持ち合わせていたら
他の政治家みたいにワザとらしい“泥臭さ”なんていうのを身にまとって
解ったフリをすることもできるでしょうけど、
彼らにはそんな不正直なことはできない。

普通の政治家は
「困っている人の気持ちなんて解らないけど、
　解っているフリをしなきゃ。」
という知恵くらいもっているけど、
多分安倍さんや赤城さんは
「ぼくたちは本当に困っている人の気持ちを理解している。」
なんて、心から思っているのかもしれない。


「ワルは使えるけど、バカは使えない。」


ただし、
ワルの政治家達がこの国をここまでにしちゃったんだから
できれば、バカがつくほどの真面目な政治家が現われてほしい気がします。