クラッシックを俗化したとか言われているけど
「音楽はみんなのものだ」というパヴァロッティの言葉が印象的。
「Nessun Dorma」(誰も寝てはならぬ)を聴いて
感動しない人っているだろうか。
どんな人の心にも響くこの曲をこの声で歌われて
これぞ人生!と思うだろう。
自分の中に沸き起こる感情を実感し、自分の生を確認する。
ワールドカップの興奮と、夜明けには勝つという言葉を組み合わせたプロデューサー、
辣腕すぎるでしょ。
3人の関係が素晴らしいの一言。
それぞれが互いを心から称えあっている。
だからこそのライバル心。
ライバル心もリスペクトの一つの現れなのだ。
声という誰もが受け継げない最高の“楽器”。
パヴァロッティが亡くなった時の人々の喪失感たるや。
3人の人柄を垣間見ることによって
三大テノールの魅力が増大する。
至高の人間業と、達成した時にメータを含め4人の舞台に流れる充足感。
互いへの称賛。
時代はいつかは終わるのだという虚しさもあり。
これは絶対に見るべき。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます