『アマルフィ 女神の報酬』

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスは、
愛する妖精の死を悲しみ、
世界で最も美しいとされる場所に、
その亡がらを埋めて町を作った。
彼女を永遠のものとするために・・・。
その町の名は、アマルフィー。

英雄はこうして町を作り伝説になる。
だが、そうではない人間は
ただ悲しみを背負って生きていくしかない。

～以上は引用～

っていう文章が、作品のすべてを語っている。

天海さんがごつすぎてミスキャストだとかなんだとかっていう評判も聞いたけど
そんなことはないと思った。
すごく勝気なのに、娘の誘拐でうろたえて、でも思い切った行動をしてしまう。
そんな女性のイメージはぴったりじゃない？
しかも
あのイタリアの景色に負けず
走りまわる姿は
彼女位の大きさが無いと無理。
ベージュのロングダウンと、ロングヘアが効果的だった。
あの姿も身長が２メートルくらいの人じゃないと・・だよね。

うらやましい！！！！

負けてないといえば
男性陣も福山さんはじめ、世界遺産に負けてなかった。

とはいえ、
やはり映画の主役はイタリア。
やっぱりすべてが重厚なあのイメージは
日本では出せない。
ホテルのカツンカツンって響くどことなく冷たい印象の感じとか
これはヨーロッパだな！って思う。

ローマがメインでアマルフィはちょこっと出てくるだけだけど
その美しさは強烈な印象を残すよね。
けっこう重いミステリなのに
物語は写真集に載せたエッセイのような存在感だった。

ということで、↓ましゃ！！！！



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