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「アメリカン・スナイパー」

先日のアカデミー賞で言われてたこと。
作品賞ノミネート作品全部の興行収益6億ドルのうち、
3億ドルが「アメリカン・スナイパー」とのこと。
(オプラ・ウィンフリー一人分、とかジョークにされてましたが)


戦争を美化しているとか
狙撃手を美化しているとか、
そんなことも言われてるみたいだけど、
それって、実際に見た人が言ってるのか?

見てみればわかります。
これは完全に“反戦映画”。

一度兵士になってしまったが最後、
そして、一度兵士として殺人をしてしまったが最後、
心は永遠に戦場に捕らわれてしまい、
もう完全に癒されることなどはないと
強く強く訴えている。

戦争をすることに賛成してしまったら
自分の夫や子どもが戦場に行くかもしれないということ。
戦場に行ってしまったら、
殺されてしまうかもしれないということはもちろん
人を殺さなければならないということを
考えなければならないと思う。


イーストウッド監督の集大成と言ってよいかもしれない。

そして
いつも音楽にも並々ならぬこだわりを見せる監督が
ラストにどんな“音楽”を選んだか、
それが見どころ。

お友達の感想で
「あの、どう見ても人形にしか見えない赤ちゃんは????」
とのこと。

たしかに、あれは違和感いっぱいだったよね~
アメリカって色々にうるさすぎて、
赤ちゃん役者を使えなくなったのか。
・・・なんていう諸々へのイーストウッド監督の皮肉か?
それとも、
名画にもたまにある“間抜け”シーンか?
(間抜けシーンというと、いつも「パピヨン」を思い出しちゃう)

とはいえ、
これは今年最高の1本かも。
これを越えるのはなかなか無いな~

(と思ってたら、もうこれに匹敵するのを見ちゃった。次のエントリで)
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