“仏”じゃないもん！

友人と金沢に行く計画を立てていたシウたち。

昨年秋に横浜に行った４人で、またどこかに行こうとなったので。

でも今回は諸事情で３人での金沢行きとなっていた。

このメンバーは昨年春に台湾旅行も計画していたが
それはメンバのＴさんのお父様がご病気になりキャンセルしたという経緯がある。


それが、またもや、Ｔさんがらみでキャンセルに！

ここからは、若干お聞き苦しい感じのことを書くので
邪悪な心のシウを許せない方は読まないでください・・・・。



Ｔさんはシウたちの仲間内では
お嫁さんとしても完璧、ムカつくお姑さんにもきちっと仕え、
わがままな夫にも黙って従う、“耐える”人として有名。

彼女は昨年、自分のお父様、夫のご両親を相次いで亡くし、
さびしいものの、
もう後は自由！なんじゃないの～？
これからは自分の為に時間を沢山使えるね！！
っていう感じで見られていた。

そう、見られていた・・・のだ。


ところがだ。

その後の彼女の言動から察するに
自分の側の叔母や伯母、
夫の側の叔母か伯母、また夫の兄弟や自分の弟の嫁、
はたまた従兄弟、なんていうのに煩わされ続けているようなのだ。

こう言ってはナンだが、
もう、自ら招いている以外のなにものでもない気がしてきた。

皆が彼女を頼りにするのは
彼女が“都合が良い人”だからなのではないか？

もちろん、もっとも都合よく彼女を使っているのは、彼女の夫だけどね。


で、話を元に戻すと。

楽しみにしていた
金沢５０００カロリー摂取の旅
（そんなタイトルじゃないけど、これが一番シウたちの旅行を表しているから）
金沢に泊まって、加賀料理を楽しみ、またもや渚ドライブウェイを疾走しちゃうかもしれない旅は

彼女の夫の兄が病気になった

という理由でキャンセルに。


最初から４人ではなく３人だったし、
その上２人になってしまったということで
すっかり行く気を失くしてしまったシウとＲさんがキャンセルを決断したのだ。

最初彼女からそれを聞い時
シウはそのお義兄様がもう危篤状態なのかと思った。
だとしたらやっぱり色々大変だろうな・・・と。
しかし、実は、今後しばらく入院になる、という診断。

彼女はそのお義兄様と特別親しいわけでもないし、
彼女の夫もいるのに、
どうして１泊の旅行に行けないわけ？？？？

と、疑問が湧くのを抑えきれない。

それに、
旅行に行く予定だった日、
残念ランチをしようということになり
今回は不参加予定だったけど、本来の旅行メンバーでもあるＫさんも誘ってランチをした。
Ｔさんももしかしたらランチだけなら来られるかもと誘ってみた。

ランチには参加できるとＴさんも来たのだが
彼女の様子を見るにつけ
皆が思ったことは・・・

「別に、旅行に行けたんじゃん？」




シウがもしその立場だったらどうだろうと考える。

おそらくシウ夫はシウに
「せっかく計画していたんだし、友人たちとも行くことなんだから、絶対に行け。」
と言うだろう。
もしも急変したり、どうしてもシウが必要なことになったら
その時旅行を中断してシウだけ帰ることにしても、国内だからどうとでも対応できるはず。

また、シウだったら友人たちに
「自分が行かなくても、皆は行ってくれ」と言うはず。
もし皆が自分のせいでキャンセルになったら
申し訳なくて申し訳なくて、本当に心苦しくて耐えられないと思う。

だからよっぽどのことが無い限り
キャンセルする、なんて気軽には言えないだろう。

「自分はここに居なくてもいいけど、何かあるかもしれないから行かない。」

なんてことは絶対にしない。


彼女は常に、“自分は被害者”なのだ。
他の人には無い大変なことに巻き込まれてばかり。
地域の用事も忙しい、自分と同世代の失業している従兄弟の面倒も見なきゃならない・・等、
後から後から変な用事が出てくる自分は、本当に苦労している。と感じているみたい。

でも常に被害者意識を持っている人は
自分が加害者になっていることには、おうおうにして気付かない。


残念ランチの後

「今回は行けなかったけど、また計画して旅行に行こうね！」
と彼女からメールが。

あんたが言うな！


仏の顔も三度まで、というけど
シウは二度で限界。

ただ、
やっぱり彼女に会うと、なんとなく可哀想になってしまうのも事実。

ということで
ブログで毒を吐き、気を落ち着けて
彼女にはちゃんと大人の対応をするつもりでいます。

ＳＮＳの方が優勢になっているけど
やっぱり匿名のブログは大切ね♪