チェ！

月に１回とか２回とか書いているコラムの仕事。
今月は２回の月で
先週出したばかりなのに
またもや締め切りが近づいています。

今回のは
過去の映画を引っ張り出してくる、というパタンですが
全然ストックとかが無いシウは
とりあえず書けそうな
いわゆる名作なんかを狙って見て、
書いたりしているという
ちょっと順序が逆な行動で間に合わせています。

今回は『モーターサイクル・ダイアリーズ』
実はこの間見たばかりの作品を
さも自分の“心の映画”とか、
見たときにシウに何か大きなきっかけを与えた・・かのように
ズルく書いちゃうんですよね。

ただし、
ウソじゃありません。
シウはこの作品、心底気に入っているからです。

キューバ革命の指導者、
チェ・ゲバラの『モーターサイクル南米旅行日記』が下敷きになっているんですが
これはチェ・ゲバラを知らない人のほうが
新鮮に楽しめる作品だと思いました。
ゲバラがどうとか、関係なく
製作側は、
偉人の伝記ではなく、
ある熱き若者達のロードムービーとしたかったのでは・・と。
ゲバラがその思想を持つきっかけを自覚した旅。
まだこの旅の時には
彼は漠然と「何かをしなければ・・」
と思ったところにすぎません。
ゲバラが感じたと思われる労働者への虐待が
淡々と描かれていることによって
ゲバラと同じように見ている者も感じることが出来るのです。

なんてことを思って思い切って書きますが、

問題は編集長様ですよ。
団塊の世代。
しかもゲバラについてなんて
ものすごく知識があって
しかもものすごくご意見も持っていそう。
対するシウは
ついこの間まで
「ゲバラ？Ｔシャツの柄の人？」
ですから。
今回一応はある程度、調べてみましたが。
・・なんちゃって、wikiで読んだだけだけど。
　　前述の本は取り寄せ中です。

地雷を踏もうとしているのは目に見えてます。

ちょっと悩んだけど、
だから何なのよ。という心意気で
頑張ります。

なんてたって、
２００８年のシウのテーマは
ケンカ売っていくよ。
だから。

ま、生まれてこの方、ずっとじゃん？
ですけど。