昨年度アカデミー賞に絡んできた作品。
グレン・クローズはこれで主演女優賞にノミネートされた。
生まれたときから恵まれず、
14歳でとんでもない不幸に見舞われたアルバート。
女性であることを捨て、
生きるために男性になった。
これほどまでにせつない物語があるだろうか・・・と思うほどせつない。
物事はせつなすぎると、少し滑稽味を帯びる。
「酷過ぎて、笑うしかない」
そんな状況になってしまうことがある。
アルバートの男装や、
その生まじめ過ぎる性格におかしさを覚えてしまう。
おそらく14歳の“事件”以来、誰かと恋に落ちることもなく生きてきた彼(彼女)には
結婚や恋愛がどんなものかわかっていないのだ。
男女間でも同性愛でも、恋愛という感情を持たない彼女は
たしかにヘレンを愛していたのだろうけど、その愛はあまりにも幼い。
ただただ一緒にいる人が欲しかっただけなのだ。
彼女が思う家庭や安らぎというものは、
それを全く知りえない彼女が想像しただけのものだった。
グレン・クローズはもちろんのこと
ジャネット・マクティアの演技が素晴らしかった。
良い映画だったけど
どうも気持ちが落ちてしまった。
今日見てはいけない映画だったかも。
グレン・クローズはこれで主演女優賞にノミネートされた。
生まれたときから恵まれず、
14歳でとんでもない不幸に見舞われたアルバート。
女性であることを捨て、
生きるために男性になった。
これほどまでにせつない物語があるだろうか・・・と思うほどせつない。
物事はせつなすぎると、少し滑稽味を帯びる。
「酷過ぎて、笑うしかない」
そんな状況になってしまうことがある。
アルバートの男装や、
その生まじめ過ぎる性格におかしさを覚えてしまう。
おそらく14歳の“事件”以来、誰かと恋に落ちることもなく生きてきた彼(彼女)には
結婚や恋愛がどんなものかわかっていないのだ。
男女間でも同性愛でも、恋愛という感情を持たない彼女は
たしかにヘレンを愛していたのだろうけど、その愛はあまりにも幼い。
ただただ一緒にいる人が欲しかっただけなのだ。
彼女が思う家庭や安らぎというものは、
それを全く知りえない彼女が想像しただけのものだった。
グレン・クローズはもちろんのこと
ジャネット・マクティアの演技が素晴らしかった。
良い映画だったけど
どうも気持ちが落ちてしまった。
今日見てはいけない映画だったかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます