★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『ゴスフォード・パーク』

2011-06-21 20:55:35 | 映画
アガサ・クリスティーが大好きで
子どもの頃、本を全部読み
映画も全部見た。
ドラマのエルキュール・ポアロも
トミー&タペンスも
ミス・マープルシリーズも
本当に大好き。

ということで
今作の監督が
“アガサ・クリスティー”をやりたかったという意気込みが
とても伝わってくる。

貴族の暮らしぶりと
それを支える、文字通り縁の下の力持ちであるサーバントたち。

階上の人々と階下の人々の対比が面白い。

階上の人々のゴシップに余念がない階下の人々。
そしてそんな階下の人々から
自分たちのゴシップを聞きだすご主人。

生まれたときから
一生が決まっているのは
どちらも同じ。
そして階下の人々が意外と生き生きしているのに対し、
階上の人々はすさんでいる。

でも、この二つの階級が線を越えると、
そこには悲劇が待っている。

ヘレン・ミレンとマギー・スミス。
演技派の二人だけど
立場が逆の方がしっくりくる感じも。

ただし、
やはりヘレン・ミレンが階下である理由があるのだ、ということが
ラストにわかる。
(というか、ネタはけっこう早いうちにわかってしまうけど。)

クリスティーのような
本格的な謎解き、ではない。

ゴスフォード・パーク - goo 映画
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『X-MEN:ファースト・ジェネ... | TOP | 『クレアモントホテル』 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 映画