2022年2月16日(水)
4年前に 約9千km走った 新しくない新しいセロー250がやって来て、はじめてのフロントフォークオイル交換です。
交換時期サイクルは明示されていないようですが、14~15年前のバイクで3万km以上走っているので、早過ぎることはないでしょう。
たぶん、鈍感な私には 走りの変化を感じ取ることはできないでしょうが、どどめ色のサスペンションオイルが入っていると思うと、
気分のいいものではありませんから。
そんなことで、サービスマニュアルの「フロントフォーク」頁に ぺらぺら目を通してみると... フロントフォークの取り外し
1.平坦な場所で垂直に立てる。
2.以下の部品を緩める。
・アッパーブラケットピンチボルト
・フロントフォークキャップボルト
・ロアーブラケットピンチボルト
と箇条書きで書かれているだけ。
ド素人が サービスマニュアルを見ながら作業することは想定外なのかむしれませんが、
写真付きで丁寧に説明されているSL230(ホンダ)のサービスマニュアルとは大違いで、悲しくなってしまいました。
フロントフォークが外れたら、まずインナーチューブのサビ落としと全体のお掃除。
その後、フォークキャップとスペーサーやスプリングシートを外し、フォークスプリングを引き抜く... すると汚い液体が どぼどぼ。
インナーチューブを数回ストロークさせ オイルが抜けるまで待っている間に、フォークスプリングの長さ測定。
自由長は 482.0mmで 使用限度が472.3mmとのことだが、測定値は481mmぐらい(?)で、まったく問題なしです。
新しいサスペンションオイルは、セロー250に指定されている 赤いヤマハG-15の1L缶を準備しました。
たぶん、余ってしまうだろうから200ccほどを使ってフラッシングの後、規定量(385.0cc)を2回に分けて投入。
エア抜きのあとの油面合わせ(125.0mm)に少々手こずったものの、サスペンションオイル交換が無事終了~。
続けて、せっかくフロントブレーキキャリパーを外したので、これまた初めてのフロントブレーキパッドの交換も。
驚いたのが、おそらく新車時から付いていたものと思われるパッドの残量が約半分の 6mmあったこと。 現在の走行距離が33981kmなので、
セローの純正パッドってどれくらい持つものなのでしょう(?) 恐ろしや~。
試しに限界まで使ってみるのも面白いかもと ちょっと迷いながら、まずは キャリパーのお掃除。 ここは、めんどくさくても手抜きできませぬ。
石鹸水と歯ブラシでブレーキダスト洗い流し、ブレーキピストンのサビを落としたら シリコンスプレーを軽く吹いて磨くと、ピッカピカに。
こうなれば もう古いパッドを付ける気にならないので、ちょっと残念だけど交換することに。
新しいブレーキパッドは DAYTONAのハイパーシンタードパッドというもので、選んだ理由は amazonで半額以下で売っていたから
セローのブレーキは、少々効きが落ちても 安定していて長持ちすればOKです。
日が傾くと急速に気温が下がってきたので、今日は ここまで。
明日は フロントタイヤの交換と復元の予定なのだが、一番の気がかりは 新しいフォークブーツが似合うかどうかです。
では、では、
< serow250の気まぐれ整備(2度目のフロントタイヤ交換など)> へ続く...
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