< 秩父(埼玉県)でダム巡り(①まずは三峯神社へ)からの続き... >
2023年5月24日(水)
三峯神社から 県道278号をくねくねと下ると、そこは 荒川水系荒川に作られた「二瀬ダム」
堤高95m/堤頂長288.5mとちょっとだけ小ぶりながら立派な重力式アーチコンクリートダム(2005年までアーチ式と呼ばれていた)です。
ダムと言えば やっぱりアーチ式でしょう。 この日は 水位が低くて青いコンジットゲートが目立っていました。
本体着工/完成(1954/1961年)と私と同年代。埼玉県にできた最初の多目的ダムとのことで、ダム湖は 秩父湖。
管理所へダムカードを頂きに行ったら、完成60周年の還暦ダムカード4枚セットもゲットすることができました。
これも三峯神社の御利益かと喜んでみたものの、もしかすると 人気が無かったのか 作り過ぎだったのかも?
続いて R140を10kmほど走って(直線だと 2kmぐらいしか離れていない)やって来たのが、荒川水系中津川の「滝沢ダム」
堤高132m/堤頂長424mの重力式コンクリート型式で、本体着工/完成(1999/2008年)と比較的新しい水資源機構の多目的ダム。
このダムの特徴は 下流直下にループ橋があることで、中津川林道方面へ行くときに目にされた方も多いと思います。
堤体内エレベーターと監査路の一部が解放されていて自由に見学ができました。
ちなみに、ダム湖は「奥秩父もみじ湖」で、この後に訪れた浦山ダムは「秩父さくら湖」。水資源機構は植物名が好きなのかも。
その後は 林道御岳山線を通行止め箇所まで走り、秩父4ダムの一つ「合角ダム」は 時間の関係でパス。
空腹に耐えながら、ローソンで塩おにぎりセットを買い「浦山ダム」へ。
浦山ダムの印象は デカい! 堤高156m/堤頂長372mの重力式コンクリートダムで、個人的基準の宮ヶ瀬ダムに匹敵する大き。
本体着工/完成(1990/1999年)と完成年も宮ヶ瀬ダムと ほぼ同時期。 ただ、ダム公園の広さと充実度は 国土交通省の勝ちでしょう。
ここも、堤体内エレベーターと監査路の一部が解放されていて自由に見学ができ、約500段のフーチング階段も上り下りできるようです。
今回は 遠慮させてもらいましたけど。
そして、帰り道に寄ったのが荒川水系有間川の「有間ダム」
名栗周辺の林道を走るとき、この下の さわらびの湯が集合場所だったりして何度も訪れたことがあるダムです。 が、
堤高83.56m/堤頂長260mの草が生えているロックフィルダムのためか、あまりダムとして意識したことはありませんでした。
改めて観察すると、ロックフィルダム独特のデカい洪水吐が見当たらないんですよね~。 どんな構造なのでしょう?
この日も天端には等間隔で大型バイクが並んで賑わっていましたが、大名栗林道が完全に封鎖され もう来ることもないと思うと、
なんだか寂しい気持ちになってしまいました。とさ。
ここで体力の限界に達し 小河内ダムを断念。 軍畑から武蔵五日市駅へ抜け、奥多摩周辺林道の行き帰りに使うスペシャルルートで
18時ちょうどに無事帰宅。 ものすご~く疲れはしたものの、ダム巡りには やっぱりオフロードバイクが一番でしょ。
では、では、
・走行距離 : 328km
・燃費 : 戻りの秩父まで40.8km/l(偶然にも給油所によったら40000kmちょうどでした。)
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