ひゃまの飛んでもない光論





Hyama Natural Science Research Institute

ビックバン宇宙論の否定

2019-07-27 06:50:50 | 記事

赤方偏移するということは波長が長く見えるということで、
考えられるパターンは、

1、空間が伸びて、実際に波長が長くなる、これはビックバン宇宙論です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/赤方偏移

2、もう一つの可能性は、観測者が小さくなり、波長が長く見える、これは一般的な見解ではないですけど、これも否定はされません。
https://blog.goo.ne.jp/s_hyama/e/9f92b7bc5cf7e4ad4fd1ce6f7a008a87

では宇宙論的赤方偏移以外の観測事実からみると、1は否定されるんです。

ビッグバン仮説に修正を迫る観測事実としては2013年に発見されたヘルクレス座・かんむり座グレートウォール、U1.27の発見がある[12]。ビッグバン直後の均質な宇宙において初期揺らぎから最初に銀河が生まれ、発生した銀河が規模と数を増しつつ宇宙へ拡散し、銀河団、超銀河団、宇宙の大規模構造へと進化したとするボトムアップ説を採用するビッグバン仮説では比較的初期の宇宙(現在から100億年前、宇宙誕生から38億年後)にヘルクレス座・かんむり座グレートウォールのような全長100億光年にも達する超巨大な構造が形成されるに至ったメカニズムが理論の修正なくして説明不能である[13]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/暗黒物質

しかも、インフレーションで急速な膨張+ビッグバン+ダークエネルギーによる加速膨張の、どれもがアドホックな仮説で、実証されていません。
つまりは、1は井の中の蛙からみた、寄せ集め理論ですね。


自発的対称性の破れは発見ではない

2019-07-15 16:41:31 | 記事

この日本語がおかしい

ずっと思ってたんですけど『自発的対称性の破れ』って日本語的の文法的におかしいですよね。https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7573625.html

自発的に対称性が破れるなら、

対称性が最初にあって、自発的に対称性が破れるは、発明か発見か?

現代素粒子論では、 「自発的対称性の破れ」によって素粒子が質量を得ると考えられています。http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~saito/job/writing/utyu/sbs&nambu.pdf

でも、これはローレンツ対称性を前提としているので、

自発的対称性の破れやそれに伴って現れる南部・ゴールドストーンボソン、さらにはゲージ対称性の場合のEnglert-Brout-Higgs機構などは、いずれも長い研究の歴史があり良く理解されてきた。しかしひとたびローレンツ対称性という強い縛りを外してしまうと途端に一般的にどのようなことが起こるのかが自明ではなくなってしまう。
https://www.kyoto-su.ac.jp/project/mt/seminar/20140626_seminar.html

ということは、非対称性が先にあって、対称性が現れるという表現が正しいように思える。

量子重力には対称性はない ― 大栗機構長らが証明 https://www.ipmu.jp/ja/20190619-symmetry

だんだんはっきりしてきたのは,我々が普段何気無く受け入れている「時空」という考え方は最終的な理論では捨ててしまったほうがいいのではないかということです。時空というのは時間と空間を合わせたもので,アインシュタインの一般相対論の舞台となるところです。しかし,量子論を考えると時空というのは古典的な概念で,量子論では存在しない可能性があります。でも,時間も空間も存在しないとしたらどうやって物理現象を記述したらいいんでしょう?https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/quest/sp/research/---1.php


さよなら時空

2019-07-05 21:21:01 | 記事

弱い等価原理と質量の等価原理は両方必要でケプラー則と万有引力が結びつくのでしょう。

マッハの原理は、アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論により体系化された。一般相対性理論によれば、万有引力も慣性の力も等価(等価原理)であり、共に、時空の歪みによる測地線の変化である。ただ、万有引力と慣性の力とでは歪みの原因が異なるにすぎない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/重力

しかし厳密には逆4乗の法則が働くので、近似なんでしょうが、しかしこれはスケールによって、力の働きも変わらないと、人間がウルトラマンサイズになっても、元のスケールのように力がでなくなります。

では物体の大きさが小さくなったとき,この慣性力はどうなるでしょうか? 図1は物体の大きさが1/100になったとき,体積がどう変化するかを表しています.体積は寸法の3乗に比例して小さくなるので,体積および重さは1/1000000になります.したがって,重さにに比例する慣性力はグッと小さくなることが解ります.
http://micro-tribology.com/lab/Lecture.html

ひゃまは陽子荷電半径問題の解決方法を探る時にいろいろ考えたのですが、万有引力と慣性の力が等価(等価原理)は、古典力学の固定概念で取り除かなけばならないと考えてます。

実はうまくいかない理由はある程度わかっています。これは質量を持つ物体の「大きさ」が一般相対論と量子力学で反対の振舞いをすることに関係しています。一般相対論によるとブラックホールの大きさは質量に比例します。一方,量子力学によると物体は波のように振舞い,その波長はその物体の質量に反比例します。つまり,物体の大きさの目安となる長さは,重力では質量に比例し,量子論では質量に反比例する,という具合に完全に反対になっていて,これが重力と量子論を一緒に考えることが難しい原因なのです。
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/quest/sp/research/---1.php

要はフェルミオン間に働く真の重力というか慣性力は、万有引力ではないと考えていて、本当は陽子ー電子間でも異常磁気程度の誤差があるのですけど、陽子ーミューオンでは、無視できないのが、陽子荷電半径問題になってると考えてます。


光の運動量の等価原理

2019-07-04 04:16:27 | 記事

とね日記さんのところで刺激を受けて、等価原理について解説したくなったので、

万有引力の法則(逆2乗則)の逆問題を解説する本と動画

等価原理にも、弱い等価原理、アインシュタインの等価原理、強い等価原理があって、

この内、弱い等価原理は、

「自由落下する物体の軌跡が物体によらない」と言う原理から重力質量と慣性質量の比 mg/mi が物体によらない

というのが、ガリレイ・ニュートン力学にもあって、

ケプラー則→万有引力の法則、もしくは万有引力の法則→ケプラー則

の導出にはさらに、mg = mi.

この一定値を 1 となるように単位を選べば重力質量と慣性質量が同一となる。

つまり、言い方を替えれば、

 

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ニュートン力学では、「自由落下する観測者は、重力と慣性力が釣り合うので重力の作用がない」と説明されるが、弱い等価原理が成り立つならば、「自由落下する観測者は慣性系である」と考えることが可能である(より厳密には局所慣性系である、という)。

アインシュタインは、弱い等価原理を拡張して、慣性系で成立するすべての物理法則(重力や力学の法則を除いた、すべての物理法則)は等価である、という表現を行った。

https://ja.wikipedia.org/wiki/等価原理

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になるが、そもそも重力質量=慣性質量になるのは局所的なもので、重力質量と慣性質量の比 mg/mi が物体によらないというのが保存則から重要で

これに光の運動量と光速の関係で、質量をその比例係数とすると、

|p| = h f / c = mg c = mi w


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慣性質量inertial massmIニュートンの運動方程式において導入される量である。 物体に作用するF と物体の加速度a の比例係数として次の様に表される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/質量

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スケールファクター γ = mi / mg = c / w = 1 / (1 ± v² / c²)1/2

(mi: 慣性質量、mg:重力質量、c:光速度、w:波動速度、v:運動速度)

これが光の運動量の等価原理で、楕円運動においても、この光の運動量が保存されていれば、等速運動でなくてもケプラー則と融合する。

つまり、スケールファクター γが変化すると、mi / mgの比が変化して、逆4乗の力が発生する。

 

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一般相対性理論によると重力の作用は厳密には逆2乗とはならない。例えばシュヴァルツシルト解では距離の逆4乗に比例した付加的な引力が働く。この効果により近点移動が起きる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/近点移動

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違いは、この光の運動量の等価原理の方が、慣性力と万有引力を区別してマッハの原理が再現され、プランク定数と統一できるところにあります。

 

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エルンスト・マッハ(1838 - 1916)は、「慣性力は宇宙の全質量の作用として考えなければならない」[6]とした。例えば、回転するバケツの水面をへこませる慣性力についてマッハは、「慣性力はバケツが絶対空間に対してまわったから発生したのではなく、宇宙の物質が回転するバケツに、ある作用を及ぼした結果、発生した」[7]と考え、「バケツがまわることと、バケツを止めて宇宙をバケツのまわりに逆回転させることは同等である」[7]とした(マッハの原理)。

マッハの原理は、アルベルト・アインシュタイン一般相対性理論により体系化された。一般相対性理論によれば、万有引力も慣性の力も等価(等価原理)であり、共に、時空の歪みによる測地線の変化である。ただ、万有引力と慣性の力とでは歪みの原因が異なるにすぎない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/重力

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