![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c6/cf742a158c11276f049523e985a67a00.jpg)
【大阪1区~10区】熾烈な公明vs維新の議席争いは“痛み分け”の様相
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。上段は政治評論家・野上忠興氏、下段は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。(前)は比例で当選。裏は自民非公認の裏金議員。
◇ ◇ ◇
【大阪1区】
大西 宏幸57自元
○○井上 英孝53維前
竹内 祥倫42共新
宮出 千慧39参新
コスト膨張が批判を招く大阪・関西万博や大炎上中の兵庫県の斎藤前知事を巡る問題で、党勢がボロボロの維新だが、“本拠地”の大阪では強い。理由は「地方議員の組織が出来上がっているから」(地元自民党関係者)。1区もその例にもれず、井上が盤石。
【大阪2区】
▲ 左藤 章73自元
△○守島 正43維前
小川 陽太47共新
藤田 美季58参新
元大阪市議の守島が手堅い。
【大阪3区】
▲△佐藤 茂樹65公前
萩原 仁57立元
△▲東 徹58維新
渡部 結43共新
公明にとって「常勝関西」の一角。もともと、公明は維新と看板政策の「大阪都構想」の実現に向けて協力関係にあった。そのため、これまでは公明の候補がいる府内4選挙区で維新は擁立を見送ってきた。ところが、昨春の統一地方選で維新が躍進を遂げ、公明の協力が不要に。今回は府内4選挙区で公明と維新はガチンコ対決となる。そのうちの一つが3区だが、佐藤は旗色が悪い。
「参院大阪選挙区からの鞍替え出馬となる東さんは、参院議員を2期務め知名度バツグン。父・武さんも元府議で東家は選挙区内では名家です。佐藤さんも当選10回で地元に根付いていますが、東さんの後塵を拝している」(府政関係者)
とはいえ、維新関係者によると「東さんはちょっと空気が読めないキャラ」だそう。ボロが出れば形勢は変わり得る。
【大阪4区】
▲▲中山 泰秀54自元
△△美延 映夫63維前
清水 忠史56共元
黒川 洋司52参新
当選5回の中山は知名度はあるが、旧安倍派所属で不記載額908万円の裏金議員。重複立候補もできず、情勢は厳しい。
【大阪5区】
▲△国重 徹49公前
西川 弘城59立新
△▲梅村 聡49維新
宮本 岳志64共(前)
大石 晃子47れ(前)
石橋 篤史45参新
公明と維新がぶつかり合う選挙区。3区の東同様、梅村も参院議員からの鞍替え出馬。維新の看板で優位ではあるが、不安要素は野党候補が乱立していることだ。
「前回衆院選では宮本さんと大石さんが比例復活。当選後、2人とも国会質問やテレビ出演を頻繁にこなし、顔と名前が売れている。西川さんも出馬していますから、反与党票が分散し、梅村さんは苦戦を強いられかねません」(地元関係者)
辻元清美の「元地元」で立憲が追い上げ
【大阪6区】
△△伊佐 進一49公前
福留 陽子55立新
▲▲西田 薫57維新
渡司 考一72共新
月足 舞子33参新
こちらも公明vs維新の選挙区だ。前府議の西田は地元に浸透しているが、伊佐とは大激戦になっている。その最大の原因は福留の存在だ。
「反与党票が西田さんと福留さんで割れてしまっているのです。本来、福留さんは鹿児島出身の落下傘で地縁はない。維新の票を削るために、公明が立憲側に働きかけて、福留さんを引っ張ってきたと囁かれています」(府政関係者)
【大阪7区】
渡嘉敷奈緒美62自元
○○奥下 剛光49維前
川添 健真42共新
池上和日子40参新
奥下が堅い。
【大阪8区】
高麗啓一郎44自新
○○漆間 譲司50維前
平川 節代76共新
平岩 征樹44国新
谷 浩一郎43参新
漆間が盤石。
【大阪9区】
▲▲東田 淳平41自新
△△萩原 佳47維新
長崎由美子68社新
片岡 真33参新
維新から党員資格停止処分を受けた足立康史前衆院議員が政界引退し、空席となっていた。萩原は選挙区内の茨木市議だったとはいえ、出馬が決まったのは8日で準備不足。維新は、府内の候補に比例重複を認めないルールを課しているが、萩原は例外扱いにしている。
「維新のドタバタを尻目に、唯一自民が取れそうなのが9区。東田さんは元商社マンで年齢も若く、地元の評判がいい。小選挙区でも勝ち切れると目されている」(地元関係者)
【大阪10区】
加納陽之助44自新
尾辻かな子49立元
○○池下 卓49維前
立憲の辻元清美参院議員のもともとの選挙区。前回衆院選で敗北した辻元の後任として立った尾辻も大阪が地盤。先行する池下を追い上げる。
=============
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます