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2025.1.9 対立するそれぞれの立場

2025-01-10 00:45:31 | 日記
Ⅰ これはおかしい

❶ カナダをアメリカの州に、グリンーランドを購入して豊富な資源のレアメタル(?)を存分独り占め。

❷ 被団協 落胆 核禁会議参加に首相「ゼロ回答」 平和賞後初面会 とうとうと安保論展開 時間切れ 
(今朝の東京新聞一面トップ記事御見出し)

❸ 冤罪で逮捕され後に起訴取り消しの「大川原化工機」社長ら3人。虚偽の文書を作成し行使の疑いで書類送検された当時の公安部捜査2課捜査員3人。東京地検は嫌疑不十分で不起訴。

❹ 斉藤元彦藤兵庫県知事について調査してきた百条委員会。そのメンバーの県議がいじめや嫌がらせを訴え。その内容が酷い。本人が頼まない保険や種々の嫌がら せを受け本人はこんなことがあってよいかトラウマに悩む。

Ⅱ 対立するそれぞれの立場

  日本共産党は国政選挙に邁進して活発に取り組んでいる。5人の比例区候補が一堂に会し神奈川小選挙区のあさか由香さんとともに政治危機打開を訴えた。 一方野党共闘を唱える政党やれいわ新選組も共産党の経済政策批判や能登半島早急対策主張。れいわと共産党双方に一理あり。


 市民と野党の共闘をずっと唱えてきた志位日本共産党委員長。志位氏の主張に枝野氏が共感し 共闘は全国に広がり1人区8つのうち7人当選。神奈川で候補を下した共産に早稲田立民候補は当選し心のこもった礼を尽くした。志位氏は他党の立場を尊重しようと党内に訴え。



 その後国政選挙で共産党惨敗の時。穏やかな志位委員長の顔に真剣さと緊張感でこわばった印象をうけた。それほど党内外から重圧を受けていたと思える。その後志位和夫氏にとって苦難の日々。共闘は間違いだったと立民枝野代表が訂正。党強化路線は野党との共闘の機会を失う。 枝野氏は党内や連合の批判のなかで言わざるを得なかったと想像する。

 志位氏は党内外の批判で局面を打開する高度の戦略を練って緊張感も感じられた。そして初の女性委員長に田村智子氏を抜擢。局面打開に臨んだ。
他の政党なら最初から任せて自分創意工夫をこらしてよくのがといだろう。国会での名演説や女性議員たちがもつ反性差別、フェミニズムなどの権利意識と人権意識を田村さんも同様に備えている。



 だが志位さんは田村智子委員長就任に際して、党創立110年に及ぶ日本共産党がもつ特徴を考慮したものと思える。自由民権運動、大正デモクラシー、これらの伝統とともに日本共産党の運藤は抑圧され差別される国民の側に寄り添って持続。それだけに弾圧と懐柔、特高などによるスパイ工作・党破壊の切羽詰まった危機感と同時に社会主義運動は弾圧された。その被害者は小林多喜二の逮捕と虐殺、医師安田徳太郎氏による検体とその周囲に集まる人々の悲しみの写真が象徴的である。それが志位氏をして、国会対策と党運営全体との分業と継承期間となっているのかもしれない。

 いま日本共産党は参院選、東京都議選、1月26日の沖縄市長選に意欲的に取り組んでいる。この全国的な高揚感のなか、着実に地域の運藤から各種選挙まで展望をもって前進していってほしいと切望する。
 

「自由に処分できる時間」と未来社会論――マルクスの探究の足跡をたどる 2024.6.25
https://www.youtube.com/live/swLEPxiPqGQ





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