報道特集2024.12.7
権力の禁忌に屈せぬ理性とリアリズムの調査報道
村瀬健介・山本恵里伽 ・日下部正樹・伊藤隆佑 ・曺 琴袖
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❶【報特News】
❷【韓国大統領 弾劾の行方は? 】
❸【北新地 放火殺人事件から3年】
【報特ニュース】
韓国大統領の弾劾を「可決」韓国国民の勇気に敬意を表します。
与党「国民の力」のダイナミックな変化に、韓国の与野党の真剣さを感じる。 日本でも与野党がだめなわけでなく、今は・・・日本の与野党の政治的信念を問う。
シリアの弾圧 中東政治情勢 背後の大国のエゴ 安易にきめつけす事実を蓄積しての見解をもちたい
【韓国大統領 弾劾の行方は? 】
大統領の弾劾にいたる韓国内の年齢を問わぬ全国民的な抗議と怒り。 「#民主主義の国で民主主義を知らない人がリーダーであってはなりません」20代女性。
今回の大統領による「非常戒厳」の宣言は唐突だったが、野党や国民の動きもすばやかった。 一説には、軍隊も国民や野党政治家に銃をむけることに抑制的だったという報道もあった。 この軍隊の動きも十分に調査し事実を確定することが必要と考える。
元陸上自衛隊幹部の松村五郎氏は、youtubeの極右的主張にのめりこみ、尹大統領が「ユーリューバー」となったことを挙げる。 全斗煥大統領がおこした光州事件を映画化した韓国映画が『ソウルの春』。 元陸軍大将のキム議員は、今回の非常戒厳の中で「軍が市民に銃口を向けなかった」と番組のインタビューに応えて証言した。
共同通信の平井論説委員は、「軍や警察が市民に銃をむけなかった」ことをあげ光州事件で大量の無抵抗な市民を虐殺した歴史的教訓を骨肉化していると話す。 今回軍の責任者が名前をあげ辞任を表明した。 村瀬特派員が「韓国の市民社会の柔軟さ」を感じた、と強烈な印象を語る。
番組終了直前に、日下部キャスター、山本キャスターから、弾劾が決定可決されて、尹大統領は徹底的に闘うことを表明したと速報を伝えた。
【北新地 放火殺人事件から3年】
事件の経過を中津病院の映像提供をうけ詳しく説明。 亡くなった西沢病院長をはじめ事件の意味を問う。
亡くなった西沢院長の妹伸子さんも医師で、歯科医を経てから、家庭と育児、仕事で多忙ななかを、兄を悼み問題の根底に迫る取り組みをはじめた。
院長の死後、クリニックの患者さんたちは集まって交流会を続け、伸子さんも加わった。 西沢院長は患者さんの心に寄り添って治療に取り組みつづけた。 放火者は京都アニメ放火事件をまねていた。
「京アニ事件との意外な接点」
2人とも別の事件で服役していた過去があった。 伸子さんは、闇バイトに手を染めた人物の相談にのった。 「過去は変えられないがこれからどう生きていくかが大事」とつげた。 ラーメン店に勤め社会に出た。
「再犯を防ぐ」死亡した院長妹の決意
妹の伸子さんは心療クリニックを続けた兄の仕事を、自分の中の体験を語るなかで、兄の生き方を継承していると語る。 取材したMBSの横田舞記者は、初めての取材。 伸子さんの活動ぶりは明るかったと語る。 日下部キャスターの質問に、人間だれしももっている悩みや苦しみに伸子さんが正面からむかっていることが印象的だったと応じた。
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