昭和30年代の交通事情は、まだ長閑でした。二輪車の免許は13歳、中学生で取れた。車両所有者が代表登録し、簡単な交通標識が理解出来ればいい程度。何ccでも乗れ、ヘルメットも努力義務でした。やがて、交通量の増加とともに、課税制度と連動して、免許試験が排気量ごとに区分、実技も課され、飲酒運転の処罰が厳格化していきました。高校生の事故防止で、取らない持たない乗らないのサンナイ運動で、若者がバイクに乗れなくしました。私の時代は、まだ、家族や知人からいたずらさせてもらい、運転方法を教われたいい時代だったのかもしれません。
