試運転は、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、そして、私の父母にも見守ってもらいながら、アパート前の通路を繰り返し往復してやらせてもらいました。ここまで来ると、公認でのいたずらで、お互いの家族も安心でした。
停車させると、左足を着地させ、足元を見ていました。シリンダーヘッドとガソリンタンクを股間で挟んでいる形だと思いました。手袋をしていたから、シリンダーヘッドの近くに手を当て、エンジンの仄かな温もりを味わいました。エンストすると、寒風に晒されるから、シリンダーヘッドが冷えてカチカチと音がしていました。ボタンをギューッと押しっぱなしにして、セルモーターの音がどのあたりからしているのか、アクセルグリップをどのくらい回すとドロドロという音がするのかつぶさに調べました。
試運転が終わり、チェーンを外しました。昔の新潟市内は今より積雪が多く、道路脇にも雪が積み上がりました。そんな中、生活の大事な脚としてバイクやクルマを家族で協力して使いやすくしていました。バッテリーを
夜間には室内に入れて温めて凍らないようにしておくと、ボックスの位置を教えてもらいました。雪道を積雪時期でも走行する技法も家族で学んで行きました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9b/473e5fe7734128a4cdd86e48a5187063.jpg?1702014654)
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