前田五月 Maeda Satsuki 〜幸工房〜

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南天〜福を呼ぶ〜

2024年01月31日 | 　├ お地蔵さま

令和六年が始まり、はや一ヶ月が終わろうとしています。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか

今年は新年早々に、驚く出来事が続きました。
遠くで暮らす私は、ご冥福と平穏な暮らしが戻るようお祈りするばかりです

今回お地蔵様と一緒に

南天の木

を描きました。
南天の木は、私にとってはとても馴染み深い木です。
歩いていると、あっちにもこっちにも

真っ赤な南天の実

が見えてウキウキします

もちろん我が家の庭にもあります。
皆さんが暮らされている地域では、真っ赤な南天の実を目にされるでしょうか

南天は、「難(ナン)を転(テン)じて福となす」の語呂あわせから、厄災を除け、縁起のよい木とされてきたのだそうです。

そこで、震災があった地域の皆様にも、絵を見てくださる皆様にも、

いっぱいの福

がやってくるよう願いながら描かせて頂きました

タイトル 令和六年睦月南天　難を転じて福々福
（HP：幸工房前田五月 “お地蔵さま”)　
※縁色：銀朱ぎんしゅ (日本の伝統色)※

南天は、

赤い実

も美しいですが、次第に色変わりしていく

葉っぱ

もとても美しいです。
その変化していく力はどこから来るのだろうかと思います。

実も葉っぱも、見入ってしまうほど力強いです。

これは、南天が持つ命の力なのでしょうか、大地の力なのでしょうか、、、
そんな力を少しでも絵で現せるようになったらいいなと、心から思います

春の個展

も近づいてきました。
新作の桜も描いています。
大好きな桜を見上げた時の喜び感動を描き尽くせますように

３月個展を開催します

ぎおんギャラリー八坂
2024年３月５日(火)〜３月10日(日)
　10:00〜17:00 (初日13:00〜)

絵・ハガキの販売も致します

よろしくお願い致します

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紅葉の季節〜今年への感謝の彩り〜

2023年11月30日 | 　├ お地蔵さま

今日で11月も終わり、明日から今年最後の月が始まります。
本当に一年が過ぎるのは早いものです。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか

先日、二年ぶりに展覧会を開催し、皆さまに作品を見て頂くことができました

ブログでは、まだお礼の言葉をお伝えしていませんでした。

展覧会場へわざわざ足を運んでくださった皆さま
心を寄せてくださった皆さま
本当にありがとうございました

お陰様で展覧会開催中の６日間は幸せを幾重にも感じさせて頂いた充実した時間となりました

続けて来春には京都にて個展を開催する予定です

ちょうど桜の季節が始まる頃となります。

皆さまに、新しい作品を見て頂けるよう、早速新作に取り掛かっています。
どうぞ、よろしくお願いします

11月のお地蔵さまは、紅葉と描きました。
深まりゆく今年への

感謝

をいっぱい感じながら〜

皆さまにお会いできた

喜び

を感じながら〜

タイトル 令和五年霜月紅葉　〜秋色の空〜　
（HP：幸工房前田五月 “お地蔵さま”)　
※縁色：濃紅こいくれない (日本の伝統色)※

自然界の

色彩の多彩さ

には、本当に驚かされますが、紅葉の季節には特にそれを感じます

一本の木の枝が、様々な色に彩られます
そしてまた、一枚の葉っぱでさえ、何通りもの色に色付いています

その葉や枝全体が陽を受けて輝く姿は、足を止めさせ息まで止めさせます。
見上げっぱなしで首の痛さに気づくこともあるほどです

本当に人間は、とてもとても

豊かな世界に囲まれている

なと思います。
大切に大切に味わい絵へと写していきたいです

来春個展を開催します

ぎおんギャラリー八坂
2024年３月５日(火)〜３月10日(日)

詳細につきましては、またお知らせします。
よろしくお願い致します。

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柿〜秋の実りの色

2023年11月02日 | 　├ お地蔵さま

11月が始まりました。
皆様がお暮らしの地域では、

秋

が始まっていますか

日中はとても暑い日がありますが、やはり朝夕には寒い季節の到来を感じています。
今年も残すところ二ヶ月足らずとなり、これから自然の世界は暮れゆく年を飾るかのような色彩に溢れていきます

そんな普通の秋の景色が、遠くの山々を見た時、自然の中へ遠出した時に広がっていたらいいなと思っています。
皆様の地域はいかがですか？人工物がない場所がいっぱい残っていますか？

私が暮らしている地域には、電線も電灯もない場所もあります

そんな場所が身近にあることを心から

ありがたいな

と思っています。

すでに11月になってしまいましたが、10月のお地蔵さまは

柿

と描きました。
燃えるような秋の夕日の色の柿の実が、皆さんの秋の到来の喜びとなりますように

タイトル 令和五年神無月柿　〜秋の実りの色〜　
（HP：幸工房前田五月 “お地蔵さま”)　
※縁色：天鵞絨びろうど (日本の伝統色)※

日本の自然の世界というのは、なんて豊かな色彩を見せてくれるのかと、秋には特に思います。
柿の色も、本当に美しいです

我が家の母は、桜の花を見て、昔の色と違う…と言います。
柿の木は我が家にはないので、柿の実の色は聞いたことはないですが…

でも、もしかしたら、昔の柿の木の色は、今とは違っていたのかもしれません
もし見れるのなら、見てみたいものだな〜と思います。

もうすぐ、皆さまに私の作品を見て頂ける、二年ぶりの展覧会が始まります

もちろん、この絵も展示します。
どうぞ、よろしくお願い致します

展覧会を開催します

今秋
【桜とお地蔵さま画家前田五月＆さいあいの里[手芸部] コラボ展覧会】
大津市立生涯学習センター
2023年11月７日(火)〜11月12日(日)
10:00〜16:00 (初日13:00〜)

私が関わっているさいあいの里には[畑] 部門だけではなく[手芸部]もあります。
京丹波の材木屋さんから頂いた檜チップを使って作った作品を展示します。
( 普段は福祉施設などへプレゼントされています )

来春
ぎおんギャラリー八坂
2024年３月５日(火)〜３月10日(日)

詳細につきましては、またお知らせします。
よろしくお願い致します。

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秋の始まり〜秋桜〜

2023年09月30日 | 　├ お地蔵さま

残暑が厳しい今年となりましたが、大地には

秋桜

が広がっています。
皆様の地域は、いかがでしょうか？

十月を迎えようとする今になっても、日中は半袖で過ごす日が多いですが、
でも、見渡す大地には、確かに秋が広がっているのを感じます

畑では、さつま芋の収穫を始めました。
先日は、仲間と皆んなで稲刈りをして干して、そして脱穀も終わりました

皆んなで迎える実りの秋
幸せと感謝をいっぱい感じる

秋

です。

広がっている

秋桜

を見ながら秋の到来を喜び、
大地への感謝

をいっぱい感じながらお地蔵様を描きました。

タイトル 令和五年長月　秋桜　〜大地からの贈り物〜　
（HP：幸工房前田五月 “お地蔵さま”)　
※縁色：紅樺色べにかばいろ (日本の伝統色)※

お米や野菜を育てていると、その種の力に驚かされます

お米や大豆などの、日本で昔から主食にしてきたものの種は、ほとんど100％の発芽率です

溢れ種で、思わぬ所から芽を出しグングン育っていく野菜も多いです。

秋桜は、秋桜畑として畑一面に育てられている場所も多いですが、
9月頃になると、色々な場所で咲いているのを見つけることがでます。

凄い生命力だと思いますが、でも花びらも薄く茎や葉も細いです。
お花は

日の光を透かしているよう

に輝きます。

それは

春の桜

の花と同じです。
だから『秋桜』と命名されたのでしょうか⁈

大地から湧き上がるように咲いていく秋桜

今年もいっぱい出会えて、さらに描くことができて、
とてもとても

幸せな秋の始まり

です。

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